経歴
岐阜県出身。祖父がスキー場近くの出身で、親戚がゲレンデ内で食堂とレンタルスキーを兼ねた山小屋を営んでおり、小学生の頃に両親がゲレンデ内食堂の手伝いの為、繁忙期に何度かスキー場に連れて行かれました。
親戚のよしみで無料でレンタルスキーを貸してもらえましたが、両親はスキーの経験もなく食堂で忙しく手伝っていた為、自分でスキーをしてみましたが上手く滑れるはずもなく、その後はソリばかりしていました。
その頃からスキーに真剣に取り組める環境があったら、もう少し上手になれていたはずなのに…
「たら、れば… 後悔先に立たず」
高校3年生の時にその山小屋へ同級生と一泊でスキーに行き、それが本格的スキーデビューとなりました。
その後、セットスキーを購入し年5回程度滑りに行くようになりましたが、身近な先輩がSAJ2級を所持しており年間30日程度滑走する事を聞き自分も真剣にスキーに取り組みたいと思うようになりました。
それから我流で年間30日程度すべるようになりましたが、毎回リフト券を購入し30日程度滑りに行くとかなりの出費になります。
そこで当時、出入りしていたスキーショップのご主人に出費を抑えてスキーする事が出来ないかと相談したところ、2級を所持していればスキーパトロール隊のアシスタントを紹介出来るとの事。
有難い事に自宅から1時間弱のところに当時では珍しい人工降雪設備があるスキー場があり、SAJ1級取得後そちらのスキー場でパトロールアシスタントになりました。
その後は、土日祝日と平日のナイターを含め多いシーズンで年間70日を超える滑走日数となる年もありました。
その後、当時レッスンを受講していたスキースクールの校長よりスクールアシスタントとして手伝って欲しい旨の依頼を受け、一方のスキー場ではパトロールとして、もう一方のスキー場ではスクールインストラクターとして2足の草鞋でスキーを続けてきましたが、コロナ後にパトロール活動を行っていたスキー場が閉鎖となりました。
パトロールとしてちょうど30年活動しパトロール隊長を勤めましたがそちらのスキー場が閉鎖後は、もう一方のスキー場でスクールインストラクター活動を継続中です。
友人の誘いでDirectlineのコブレッスンを受ける機会に恵まれ3シーズンが過ぎた頃、スタッフとして加わってほしい旨の相談をいただきました。
ちょうどサラリーマンを早期退職し、今まで以上にスキーに取り組みたいと考えていた時期と重なりコブインストラクターデビューとなりました。
メッセージ
長くパトロールとして活動し怪我人の救助を行ってきた経験を活かし、人一倍安全面に気を使い、受講者の皆様が怪我無く安全にレッスンを終えていただく事を最優先にしたいと考えております。
レッスンの方向性としては、月並みですが基本ポジションを中心にトライ&エラーを繰り返す中で、たまにはスキーの基本としてやってはいけないと言われていることをあえてトライしていただきたいと考えております。
例えば、わざとローテーションする、後傾で滑る、内倒で滑る等々する事により、やってはいけないと言われる事を大袈裟に行った場合、スキーがどのような挙動をするかを感じていただく事により何故やってはいけないと一般的には言われるのかを体感して頂く為です。
一般的に悪雪・アイスバーンなどのコース状況が厳しくなるほど、基本ポジションの正確性が必要と言われている為、コブを中心として雪面状況が厳しくなった場合に以前のポジションでは滑れなかったのにレッスン受講後に楽なポジションで滑れるようになったと感じていただけたら幸いです。
資格
SAGパトロール
SAJクラウンプライス
SIAスーパーセミゴールド
趣味
レガッタ、自転車