テーマは密脚ですが、脚を揃えて滑るのが目的ではあらず 2025/02/10,12 岩手高原コブレッスンレポート

025.2.10 中級1
担当:高橋
テーマ:密脚

テーマは密脚ですが、脚を揃えて滑るのが目的ではあらず。
外脚ブーツの上にお尻が乗り外脚荷重がしっかりできていれば、内脚は自然と外脚に近付くことから、結果として密脚になります。
外脚荷重を強化するために整地で以下の練習をしました。

■内脚逆ハの字ターン
1.切り替え時に次の外脚のアウトエッジを立てたまま、内脚をターン方向へ向け板先端は雪面に付いた状態、テール側を引き上げて内脚逆ハの字を作る(外脚荷重の強化&切り替え時の小さなハの字防止)
2.外脚はアウトエッジの状態から雪面にフラットな状態へ移行し、板が徐々にずれていくのを感じながらターン
3.このとき、内脚の板先端は雪面に付いたままとする(板が落下方向を向いたときに斜面に垂直に立つ感じ)
4.ターン後半で腰が回らないよう、ターン中は内脚付け根を引き上げながら前方へ押し出す(外向傾)

1~4の内容を最初から全て意識して滑るのは難しいので、ひとつの項目をクリアーしたら次の項目を加えて滑るのを繰り返し、難易度を徐々に上げながら。
コブ斜面では内脚逆ハの字の滑りのように外脚一本で滑るのは難易度が高いので、内脚逆ハの字の『体の動かし方』を意識してコブの外回りを練習しました。
切り返してからコブの壁に向かう間に上体が内側へ傾いてしまい、ターンが早くなり壁の高いところまでたどりつけない場面がまだ見られますので、私の後ろについて一緒に滑った時の感覚を思い出しながら練習してみましょう。

2025.2.12 初級2
担当:高橋
テーマ:コブの裏側をとらえる

ブの裏側で斜面に対し垂直に立ち、雪面をとらえながらコブの壁に向かっていく練習をしました

■整地での主な練習
1.切り替え時にブーツを後ろに引いて内脚は逆ハの字
2.外脚はに雪面にフラット
3.外傾がとれていれば徐々にズレが発生
4.滑走方向にコブの壁があると想定し、壁で板を回旋させる
5.ターン終わりには外傾向の姿勢がとれていること

整地での滑りをコブでも練習しました。
整地で練習したような極端な内脚逆ハの字はコブの中ではやりにくいので、小さな内脚逆ハの字で。
1ターンに限定して滑ると、コブ裏に垂直に立ち、あせらずにコブの壁の高いところに到達し回旋させることができました。
連続ターンではターン終盤に外傾向の姿勢をとることで次のターンへとつなげやすくなり、ゆっくりとしたリズムで滑ることができました。
レッスン終盤で動画を撮影するころには体力を消耗したためか、重心移動が少なくなって外脚荷重が甘くなったのが惜しかったです。

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