緩斜面のコブや春雪のコブで多く現れる縦コブ、苦手にしている方は多いのではないでしょうか?
縦コブはスキーを横に向けるスペースが少ない(無いわけでない)ことでスピードを制御することが難しいコブです。
ではこの縦コブでどのようにしてスピードコントロールを行うのか?がこのレッスンのテーマになります。
- 1)Sスライドによる動きを止めない回旋を身につける
- 2)スキートップのしなりを使った減速を行う
- 3)吸収動作による減速
大きなポイントとしてはこの3つが上げられます。
ズルドンのようなスキーの角度が止まったスライドではなく、回旋し続けるスライド「Sスライド」と「ラテラルムーブメント=側方移動」を組み合わせる事で、非常に狭いスペースの中でわずかなズレを起こし続けるというとても難しいテクニックを習得していきます。
また、トップのしなりや吸収動作も縦コブにおいて減速の重要な要素です。
求める滑走スピードは遅いのに難易度は高いレッスンとなっているため、スキー技術向上に期待ができます。