トップが当たった時にスキー板が「コブの形で回旋させられる」ことを感じる。[2024/02/23, 24 岩手高原校レッスンレポート]

2024/2/23

中級1クラス

(ひねりの強化)

担当:田中

 

本日の中級1クラスは逆ひねりの強化に重点を置きました。

まずはシュテムターンで基本ポジション、体重移動(ウエイトシフト)、脚の回旋意識し、さらにストップ動作(逆ひねり)を加えていきました。

ターンの順番は

1)体重移動

2)脚の回旋

整地ではしっかりできてもコブではできなくなってしまうこともあるので、明確に体重移動をしてから脚を回旋させる意識を強く持ってもらいました。

次に

1)体重移動

2)脚の回旋

3)停止(逆ひねり)

と3)の停止の意識をくわえてきました。

停止ではホッキーストップ(またはそれを意識した滑り)をおこないました。

ホッキーストップでは脚の十分な回旋、その回旋に負けない上体の逆ひねりが重要なので、

A)斜滑降でのスキーのトップを山側に向けるまで脚を回旋させる。

B)上体を逆にひねり、板のヒールからテールに踏み込めるようにする。

A)のみをおこなったのち、A)B)を組み合わせるというように分解して逆ひねりの感覚を掴んで行ってもらいました。

しっかり逆ひねり(ホッキーストップ)ができた時の股関節の曲げ、脇腹の緊張感を実感することが重要です。この姿勢がコブに当たった時の姿勢になります。

また、止めようと圧をかけるのでなく、A)のように回旋させ続ける意識が重要です。(この意識は連続ターンにつながります。)

コブでは、

1)体重移動

1.5)(直滑降)

2)脚の回旋

3)ホッキーストップ

とコブにあたる(向かっていく)際の直滑降の意識を加えていきました。(コブのどこに向かっていくかで、スピードが変わります。内側に向かえばスピードアップ、外側に向かっていけばスピードダウンです。)

整地と基本的な意識は一緒です。が、コブに入る時は前傾姿勢(骨盤を立たせて股関節を曲げる!)を1~2段上げて入っていきました^^

これらの動作は低速でも十分に練習ができます。次回はピボット操作の練習を取り入れ、体の使い方の精度を上げていきましょう!

ご参加ありがとうございました。

 

2024/2/24

中級1クラス

(ピボット操作の精度を上げて縦への滑りへ)

担当:田中

 

本日の中級1クラスは

・ひねりのポジションの確認から、

・股関節を閉じを意識したピボット操作

・ホッキーストップ

を行い、その後コブ滑走へ繋げていきました。

ピボット操作では

・体重移動

・フォールラインにトップを向ける

・停止するまで脚を回旋(内旋と外旋の同時操作)し続ける

意識を強く持ってもらいました。

・股関節が伸びている

・体重が不十分

・上体を回転させてターンを開始している。

など、ポジションが悪くなる要因が加わると、うまういかないことも実感してもらいました。

コブにおいても同様に、ピボット操作~ホッキーストップを行いました。

初めはズルドンラインを通りホッキーストップ

次にバンクの入り口でホッキーストップ

を行い、(※)整地と同様に自らの回旋力を使い停止(強いスピード制御)ができることを確認しました。

次にスキーのトップをフォールラインに向けてコブに当たってから逆ひねりを加えていきました。そのためには

・回旋を遅くする。

・トップがあたった時にスキー板が「コブの形で回旋させられる」ことを感じる(コブに回旋を手伝ってもらう感覚です)。

・回旋に上体が回転させられないように逆ひねり(ホッキーストップ)のポジションになり、スピード制御を感じる

ことが大切です。

コブに助けてもらえるので、(※)のように自分の力で回旋させなくても済みます。ある意味省エネですね。そのかわりに、ポッキーストップができるポジションは必須です!!!

整地でもこのコブでの滑走を意識してピボット操作を練習してみてください!

次回はトップからコブに入るための前後バランスを強化していきましょう。

ご参加ありがとうございました!!!

 

 

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