日付：2025/1/23
クラス：初級2
担当：田中
テーマ：コブの中でスピードを抑えきる。
コブの中でスピードを抑えるには、ターンを仕上げる必要があります。ターンの途中で次のターンに進むとスピードがだんだんと上がってしまいます。
そして１コブ１コブ確実にスピードを落としていくためには正しいストップポジションが必要です！
整地での練習はまずは正しいポジションの確認をしました。
前提となるウエイトシフトでは、内足を引くいてからターンを行なっていきました。次のターンの真ん中に乗るためです。しっかり足を引いて踏めるポジションを確認しました頭の下にブーツがあれば踏めますが、外れているとしっかりと踏めません。また、股関節も閉じるので、踏みやすいポジションになります。
そこから荷重・回旋を行いました。初めはウエイトシフトをしてからターンの順番を意識していきましょう。
コブの中でストップポジションに繋げるためには上体の回転ではなく脚の回旋による操作が重要になってきます。スキーの向きに上体の向きを合わせないように、逆ひねりの意識が必要になります。
・斜滑降でのストップ動作には足を引く動作や脚の回旋などターンを仕上げる要素が多く含まれています。山側の肩が遅れないよう、気をつけましょう。
コブではボーゲンとパラレルでバンクラインを滑りましたが、バンクに当たった時に上体が回されないようにストップポジションを入れていくとターンを仕上げることができます。
体が回ってしまうと板と体の向きが同じになるので、加速につながります。ここでも山側の肩が回されないように気をつけましょう。
ボーゲンでもパラレルでも基本は同じです。ひとコブことコブ確実にスピードを制御していきましょう。
2025.1.23 初級1
担当：高橋
テーマ：外脚荷重でズラシのコントロール
コブを低速で滑るために
１．コブ内側を滑る場合はズラシながらコブ出口に向かう
２．コブ外側を滑る場合はズラシながらコブの壁に向かう
といった、溝に吸い込まれないズラシのコントロールが大切です。
滑っていく方向・スピードをコントロールしつつ、次のターンにつながる姿勢を作るために、
・外脚（谷脚）ブーツの上にお尻を乗せる
・外向傾の姿勢
を意識してズラシの練習をしました。
整地では『直滑降～停止』の滑りの中で、
・ズラシのスタート位置
・ズラシの方向
・停止位置
を決めて練習。慣れてきたら停止のあとに切り返し、直滑降～停止に連続性を持たせた滑りへ。
またハの字の連続ターンで外脚荷重＆外向傾のポジションを確認。
切り返し時に次の外脚へ重心を移動させ、板が落下方向を向くあたりから外向傾を強めていく。
コブ斜面では、溝内側のラインでズルドンの練習。
ポジションの良し悪しでズラシや切りかえのしやすさが異なることを確認できたと思います。
左右の脚をパタパタさせる滑りを行ったことで外脚荷重の意識がガラッと変わりましたので、悩んだ時には再度パタパタしてみましょう!
日付：2025/1/24
クラス：初級1
テーマ：基本の習得！ ウエイトシフトからのみっつの「か」
・ウエイトシフト 左右の移動だけでなく、後ろに引くことによって踏めるポジションに移動します。
このウエイトシフトは次のみっつの「か」をおこなう前提となります。「荷重(かじゅう)」「回旋(かいせん)」「構え(かまえ)」のみっつです^^
初めは、ウエイトシフトしてからの「荷重」「回旋」を明確に分けて滑ってみましょう。特にウエイトシフトと「回旋」です。回旋を先に行うと内倒後傾に繋がりやすくなります。
また、ターン時に上体を回転させなければ板と上体の向きは90°に近づきストップポジションになります（スピード制御大）。
逆に上体を回転させると板と上体の向きが同じ方向0°に近づき加速してしまいます（スピード制御小）。
90°から0°の間は滑り方次第です。どのように滑りたいかによって変わってきます（コブの場合は90°に近いほうがいいですね^^）。
コブではボーゲンメインで滑りましたが、バンクに当たった時に上体が回されないようにストップポジションを入れていくとターンを仕上げることができます。コブに入っても整地と意識する部分は一緒です。
次の段階ではパラレルへ移行していきますがやることは同じです！
基本を大切にステップアップしていきましょう。
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