ストックは突くことは一度忘れて、構える! 2025/02/13 岩手高原コブレッスンレポート

日付:2025/2/13
クラス:初級2
担当:田中
テーマ:弱点克服ひねりの強化&ストックの構え!

本日は、吹雪の中のご参加ありがとうございました!
非圧雪のバーンでの整地練習になりましたが、ポジション確認の練習にはもってこいです。

はじめに弱点の克服!今回は逆捻りです。
体で動きを覚えるために、斜滑降での逆捻りをおこないました。
基本はスキーを回旋し続ける、上体は逆に捻り続けることです。
  止めようと思って力を入れるのではなく、傾き(前傾)を加えることによって荷重を意識してください。
 さらに今回は逆ひねりの前に、左足荷重の場合は左手を前に出す「予備動作」も加えていきました。
「予備動作」を加えることでより捻りやすくなり、「ストックの構え」にもつながります。

ストックは突くことは一度忘れて、構える!
ストックの構えは、軽く両腕を広げた姿勢から、肘から先だけを動かし、グリップを自分に向けることでストックのリングを進行方向に出しました。この時、二の腕や体全体、頭などが動かさないことが大切です。「今回は突くのを忘れてリングを進行方向に向ける」ことだけを意識しました。
 ウエイトシフトの練習では次のターンの外足を引いて真上に乗る移動をしましたが、リングを前に出すタイミングはこの動きと同時です。リングを出しながら次のターンの外足の真上に移動です。この姿勢でコブに向かっていきましょう。
 外足に乗りリングを進行方向に向けた形は逆ひねりを練習した時の「予備動作と同じ」です。違いはリングを前に出しているかないかなので、同じように逆捻りがしやすくなります!

 コブではリングをバンクに向かっていきました。大回りの時はバンクの入り口、縦目になるにつれてバンクの出口に近づきます。縦目になっても左右の動きを忘れないでください。一度バンクに向かう!ことが大切です。
 またストックを出す際にグリップを胸よりも上にむけてしまうと、上体一緒に上を向いて後傾気味になってしまっていました。前傾も意識して胸(意識としてはより下)にグリップをむけて前傾を維持してみてください。
 ひとつのコブの場合はウエイトシフトとストックの構えができていたので、きれいに滑っていました。
 その後、徐々にコブの数を増やしすとウエイトシフトが十分でなく、リングも上を向きがちになり、体が遅れるようになってしまいました。
 連続していくとひとつひとつの動作が曖昧になっていきます。体で自然に行えるようになるまで、整地・コブで練習していきましょう!

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