
2025.12.10 鷲ヶ岳初級1.2
テーマ:ピボット操作(整地編)
担当:奥谷 満
目標:足場が有る中でのピボット操作と、ターン中ずっとピボット操作を続ける意識
足場は、直滑降、停止時、ターン中と大きく分けます。
その中でピボット操作は停止時から切り替えて直滑降までと、
ターン中から停止時までは必要です。
まずは足場作りを行ったわけですが、直滑降の足場は連続して踵ジャンプ。
テールが少し上がる様に、連続して行えるポジションと足場です。
足首、膝、股関節の三関節が適度に曲がり、上体の前傾を崩さず、小さく
踵ジャンプを続けることが大切です。直滑降は、足元もどんどん進むので、
自分から落下方向に飛び込むイメージでジャンプする為に、
テールが上がる踵ジャンプを意識します。
停止時の足場は、下から見て、ブーツ、腰、頭が一直線に並んでいる。
また頭は谷スキーの上にあり、そのポジションで連続ジャンプが出来るポジション。
ただし停止時の足場は、ジャンプした時にトップとテールが上がり、
雪面に平行になるジャンプです。
最後が、ターン中の足場ですが、直滑降と停止時の間。と言えば、結構ルーズになるのですが、
いつでも直滑降、停止時の足場を作る事が出来る状態のイメージです。
この足場の中で、ピボット操作をし続ける事が大切で、ピボット操作だけを単体で行えても、
滑りの中で活かされなければ意味がありません。
足場が有ってピボット操作をし続ける大切さを理解しましょう。
ピボット操作は整地で行うのが実はいちばん難しいので、
凸の上や、コース端の肩が下がった所を利用すると楽に出来ますよ。
ピボット操作をする時は、直滑降から停止。止まる時に山脚を引き、谷脚に合わせてから、
重心を谷スキーのまだ下に落としていく様に行うことが大切ですね。
足でエッジを開放するのではなく、体重移動(外側)をしっかり行うことで、
スキーのトップが落ち出すので、それを利用して内外旋。内転外転を使って、
回し込んで止まります。
ピボット操作のドリルとしては、ストックゲートドリルを行いましたが、
脚を引きながらトップを落とす操作が難しいので、頑張って練習して下さい。
本日も有難うございました。
また一緒に練習して下さい。
奥谷 満
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