超低速なコブの滑り方!ダイレクトラインリバース【2024.3.9尾瀬岩鞍レッスンレポート】

日付:2024/3/9
クラス:初級1
テーマ:横滑りと切り返し
目的:低速で連続4コブ
担当:関
 
<内容のおさらい>
①基本動作(前後バランス)
板の真ん中に立った状態から
【足首】と【股関節】の曲げて、板の中央に体重を乗せる(荷重)
前後バランスが崩れたら戻す!
 
②コブの準備(横滑り・切り返し)
●横滑り
・視線(上半身の向き)
・荷重を緩める
・コブの出口狙う
板真横で停止状態から視線をゲレンデ下方向へ。股関節を伸ばし、重心を谷方向に移すことで板のエッジを緩むと横滑りが始まり、谷足に体重を集めて止まれるポジションと動作を探す。
結果的に体の向き【ひねり】と体の左右バランス【傾き】が強まる。
 
●切り返し
・ストック
・伸び上がり
・外足で停止
横滑りしてコブでストックをブーツ後方に突き、谷側斜め前方へ伸び上がる事で脱力を促す。エッジがフラットになりトップから落ちるのを感じたら外足に乗り込んで切り返す。
 
③ズルドンで滑る(1〜4繰り返し)
1.コブの出口へ横滑り(ギュー)
2.コブでストック(トン、伸び上がり)
3.コンパクトに切り返し(くるっ)
4.一旦停止!
 
<お客様の成果>
横滑りが難しい状況でしたが、これまであまりして来なかった動きを極端に行いました。新たな感覚がコブの滑りにつながります。
例えば…
板のトップとは違う方向に進もうとすることでズラしてスピード制御できる。
ターン時、伸び上がり重心移動により外足に乗り込むことでコンパクトな切り返しになる。
外足に体重を乗せた結果、その外足が谷足となって荷重して停止できる。
肩のラインの向き、停止する時の肩の左右の高さ
コブの出口に向かうのはまだ難しいけど、行けた時はトップが軽く回った。など…
 
大雪の中、皆さん明るく積極的に滑ってくれた結果、コブに必要な要素が少しずつ入ってきました。
上手くいかない事はあって当然、新たな動きを積極的に行う事が必ずコブの滑りに繋がっていきます
 
良かったらまたいらしてください。ありがとうございました!

日付:2024/3/9
クラス:初級2
担当:小林秀人
テーマ:脱ズルドン コブの中でターン
目的:ターンを仕上げるまでしっかり外脚に荷重することにより、コブの中で円い弧を描き、連続ターンをする。
 
練習内容:
①前傾姿勢を作る
斜面のフォールライン方向にむいてプルークスタンスで立つ。両手に持ったストックもフォールライン方向のやや遠く(前方)に刺し、前傾姿勢を作る。
また、雪面を見るときに前傾姿勢をとるとゴーグルのフレームの上部が視界に入る。その状態を維持しながら滑るように意識する。
 
②外傾姿勢を作る
上記①の前傾姿勢を意識しながら、プルークボーゲンで曲がる。なお、しっかり外スキーに荷重するため、ターン外側の股関節を深く曲げて同じ側の手を上半身と下半身で、はさむ。
ターン外側の足首、膝、股関節をしっかり曲げ、ターン内側の股関節は伸ばすようなイメージにすると、しっかり外スキーに荷重することができる。
 
③前傾姿勢、外傾姿勢の強化方法
上記の①と②で練習した前傾姿勢と外傾姿勢を、より正確にする方法は、外スキーだけで横滑り、また、外足一本だけで直滑降停止、外足だけで連続ターンがある。
 
④コブの中で1ターン→連続ターン
前傾姿勢と外傾姿勢を意識しながらプルークボーゲンでコブを1ターンし、コブの出口(わりと平らな場所)で確実に止まる。
慣れてきたら、止まりそうになったら次のターンにつなげる。さらに、連続ターンへと発展させる。
パラレルターン小回りても同じ流れでコブを滑る。
 
⑤コブ滑走のライン取り
はじめはコブの壁のいちばん高いところ(尾根)を滑る。慣れてきたら少しずつ低い場所でも滑るように練習する。
なるべく、コブのいちばん低い場所(溝)に入らないようにする。
 
〈最後に〉
今回のレッスンで練習した内容をぜひ反復練習してください。
今回、レッスンを受講していただき、ありがとうございました。

日付:2024.3.9
クラス:中級
テーマ:ダイレクトライン入門
担当:小保内雅行
 
レッスン内容:
ターン後半の瞬間的な回旋。
この回旋が弱いとスピードは上がっていきます。
回旋を深くし、ひねりを入れる。
その深い回旋をコブの壁で進行方向と逆に行う事で、ダイレクトラインで一番低速な滑りになる。
ダイレクトラインリバース!
 
進行方向と逆側にスキーの回旋を強くしてから、切り返しに入ると停止くらいにスピードが落ち、次のコブに余裕をもって進入できます。
いきなりコブに対して直角に入り切り返しになると身体が遅れやすいので、まずは今回行った逆方向への回旋を入れながら練習して行きましょう!
それに慣れてきたら、回旋を少しづつ弱め、進行方向への回旋に変えて行くとリズムがあるダイレクトラインになっていきます。
 
ダイレクトラインの練習は、緩斜面のコブや雪が柔らかい時に練習するといいですね。
コブの状況に応じて、ダイレクトラインが出来るか?他の滑りで対応するか?使い分けながらコブの練習を行って行きましょう!
ご参加ありがとうございました!

尾瀬岩鞍でのコブレッスンは3月末まで開催中!

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