2023/3/17~19に尾瀬岩鞍で開催した、コブレッスンレポートをお届けします!
3/18中級クラス、3/19初級クラス担当:小林先生より
「3/18(土)中級 」
整地もコブもターンをしっかり仕上げることが大事です。それがターンを始めるための土台になるからです。 今日はそのための練習をしました。
・プルークスタンスで横滑り
つねに外スキーに荷重しながら、ブレーキをかけ続ける。結果的に外傾姿勢(くの字姿勢)が出来上がる。
・パラレルスタンスで横滑り
プルークスタンスで練習したターン仕上げのポジションをパラレルスタンスに応用させる。 これが実践的なコブの滑りのターン仕上げのポジションになる。
・今まで以上に外傾姿勢を意識する
今までの整地、コブの滑りのターン仕上げよりも、さらに外スキー荷重(外傾姿勢) を強めると楽にコブが滑ることができる。
・ターンを仕上げたら、スキー板のテールを思いきりターンの外側に振る。または、 ブーツ(足)を後ろに引いてターンを始める。 そうするとコブのなかでもスムーズにターンを始めるのが楽になる 。 このような流れでコブの滑りを変えていく練習をしました。
いまの段階では、かなり違和感を感じると思いますが、 新しいことを身に付けるためだと割りきって反復練習してみてくだ さい。
本日はレッスンを受講していただきまして、ありがとうございました。 「3/19(日)初級」
①プルークスタンスで斜面の下の脚(外脚)だけでブレーキをかけ続ける
これは外脚荷重の姿勢を身に付けるための練習です。また、ターン仕上げのポジションとなります。結果的に「くの字」 姿勢がが出来上がります。
いままでコブで暴走してしまったり、次のターンを始めるのが難しいのは、 ターン仕上げのポジションがしっかり出来ていなかったことが原因 かもしれません。 ②パラレルスタンスで①と同じポジションを作る
パラレルターンでも①と同じことができるようにします。ただし、いままでの滑りを少しだけ変えようと思っていてもそれほどの変化 はないかもしれないので、思いきり、 大胆に外脚荷重するようにします。 ③横滑りで小回りをして、つねにいいポジションを維持する
横滑りで左右のターンを連続することにより、適切なポジションで滑り続ける練習になります。 速く正確に向きを変えられるようにします。 ④横滑りから次のターンを始めるときに、
次の内スキーのトップに、おへそを乗せていく
ターンを仕上げて、次のターンを始めるときに立ち上がる方向は、上でもフォールライン方向でもなく、 次の内スキーのトップにすると、スムーズにターンが始まります。
これは、レッスンの最後にお伝えした内容です。ただし、ターンがしっかり仕上がってこそ、この動きが生きてきますので、 ①と②をしっかり練習しましょう。 今回のレッスンの内容は、
午前中にプルークスタンスで練習したことが、とても大切です。 地味で単調な内容ですが、 身に付けると一段階も二段階もレベルアップするはずです。 ぜひ反復練習してみてください。
今回もレッスンを受けていただきまして、ありがとうございました。
3/17,18初級クラス、3/19中級クラス担当:小保内雅行
「3/17,18初級」
3/17,18の2日間は、初級クラスでしたので低速で連続した滑りを目指しました。
特に注視したのは、コブに当たった時の姿勢。
しっかりと谷足に重心を乗せるための、傾き。
この傾きを作りやすくする為の、谷手は腰より低い位置をキープ。
谷手を低くすることで、荷重もしっかりと行えスピードをコントロールするのが感じやすくなってきますね^^
低速なので、しっかりとスキーを横まで回旋することも忘れずに!(スキーのトップが山側向くくらい回旋の意識でもOK)
「3/19中級」
3/19の中級クラスでは、少しリズムを上げた中でコブの壁を狙った滑りを行いました。
まずは低速でコブの壁を滑りために、コブの出口でのスキー回旋をしっかりと!(ひねり動作)
低速なので、ひねり動作を入れながらスキーのトップは山側に向ける意識。
そこからリズムを少しづつ上げていくには、スキーの回旋を弱めていく。
コブの壁のどこを狙い所にしても、回旋をしっかり行えば低速になり、回旋を弱めればリズムが上がって行くという事を感じてもらいました。
また、滑りの中でミスは付き物で、いかにリカバリーをできるか?という事も行いました。
そのリカバリーに繋がる、テールジャンプも取り入れながら行わせて頂きました!
コブ斜面においてこの動きは、非常に有効的です!
コブの切り替えで身体が遅れるという方も、ぜひ取り入れたい動きの一つですね^^
尾瀬岩鞍でのレッスンは、3/26(日)まで!
その後は、白馬五竜でのレッスンとなります。
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