2025.3.4 中級1
担当:高橋
テーマ:ウォールスライド
コブの外壁で板をしっかりとずらし、スピードをコントロールする滑り。
コブの出口から次のコブに向かう角度によって、ゆっくりとした外回りからスピード感のある縦方向に近い滑りまで対応できます。
今回はゆっくりとした外回りを対象に、以下の動作を意識して滑りました。
1.コブ出口ではしっかりと屈身
2.コブ裏側にストックをつき外壁に向かって伸身
3.コブ裏側では板の回旋はジワーッと
4.外壁に到達したところで板を回旋&屈身
5.壁にぶつかった反動で横移動し1に戻る
上記4で『板を回旋したときに落下エネルギーを壁にしっかりぶつける』ためには、外脚ブーツの中でかかとに荷重し外向傾をとり、ローテーションしないよう逆ひねり。
下半身と上半身で逆の回転になる動作が結構難しいので、整地でしっかりと練習しました。
そしてコブで実践。整地でできていたことがコブでは何かが抜けてしまいます。
今回はお尻が下がる傾向が見られました。
コブ裏での外壁に向かう伸身が足りないので、屈伸した状態のまま外壁にぶつかることになり、さらに屈伸しようとする動きがお尻の下がりにつながっていると思います。
『伸身することで屈身ができる』
『壁裏で前方に伸身しブーツを体から後ろにし、壁にぶつかるときにブーツを前方に引き寄せつつ回旋&屈身で落下エネルギーをドン!』
この部分が弱いと壁にぶつかったときにスピードが落ちず、板がスルッと抜ける感じになります。
ゆっくりとした外回りをマスターしたら、スピード感のあるダイレクトラインにどんどん近付けてみましょう!
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