2025.3.8
中級1
担当：田中
テーマ：ターンを仕上げる 逆ひねりによるスピード制御
ターンの終わりにしっかりと逆ひねり（ストップポジション）を加えコブの中での確実なスピード制御を目指しました。
まずは、逆ひねりの前提として、踏めるポジションと傾き（前傾）の確認をおこないました。
ウエイトシフトでブーツの真上に立つだけでなく、傾きを意識することで、「股関節に重みを与え、脇腹を収縮させる」しっかりと荷重できるポジションを確認していきました。プルーク、パラレルどちらでも上述の股関節と脇腹を実感していきました。
整地での逆ひねり
・斜滑降での逆ひねり（ターンの後半のみ）：予備動作（左荷重なら左手を出す。）から板がトップを向くまで回旋させ続ける。上体は逆に捻り続ける意識です。動かし続けることが大切です。
・ブーツを引く動作を加えた逆ひねり（引いた時にウエイトシフトを加えたイメージ）
・直滑降逆ひねり停止（ターン中盤〜後半）
コブラインでの逆ひねり
・ブーツが出口を斜めにしっかりと抜けてから壁に登りながらの逆ひねり動作をおこなっていきました。
1)ウエイトシフトが十分でない、2)ターンのタイミングが早い、3)上体を内側に回転させてターンしてしまう。とうまくバンクで逆ひねりによるスピード制御をすることができません。
対応として、1)股関節の締まりを確認する。2)出口をぬけてからターン、3)コブに向かっていく 意識を加えていきました。
ターンの仕上げを意識した逆ひねり
・ターンの終わりにテールを押し出すように逆ひねりを行うことで、ターンの仕上げ（ブレーキ強）を意識しました。
・整地ではターン最後に逆にねり、ひねり戻しを利用して次のターンへ
・コブでも同様にテールを押し出す意識の逆ひねりを行いターン終了時のブレーキ強を意識しました。
上述の（コブライン）での注意点のほかに、板の回旋に負けない逆ひねりと「傾き」をより意識しないといけません。
整地での練習も加え、コブでの滑りの幅を広げていきましょう！
ご参加ありがとうございました。
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