2026/5/30
初級2
テーマ 脱ズルドン Cスライド
担当 松谷伸朗
脱ズルドン。
少し弧描く願望があるかと思いますが、弧を描くのは誰でしょう?
スキーだと思っている方、多いのではないでしょうか?
実はこの意識が強すぎると発射やコースアウト、山倒れなどのミスが起こります。
弧を描くにしてもブーツでなのですが、
基本的には、ブーツを中心にトップとテールの位置が変わり続けながら、ブーツが、真下や、斜め下、ジグザグに移動しているだけと考えて見ませんか?
整地では、ターンのサイズや、切り替えしの場所が決まっていませんので、スキーで弧を描くイメージでも大丈夫かと思います。
コブでは、横幅、縦幅、切り替えしの場所が、制限されていますので、弧を描くとしても主役は自分の足だと、思うほうが無難です。
足首を中心に、つま先(スキートップ)、踵(スキーテール)の位置を変え続け、足元を身体の下から離さず、トップをひたすら動かし続ける意識を強く持ってください。
また、スキーを足元で動かす為に、まず、最初に覚えるのは伸び上がりです。
スキーの方の転換中は、足元引きっぱなしの、身体は伸びっぱなしの、抜重状態での方向転換がいちばん楽に出来ます。
上達の過程では、この伸び上がりの使い方が変化していくと考えて下さい。
また、Cスライドで陥り易いミスはターン前半の丸みイメージです。
回る=丸い。と言うイメージが、身体から振込む様な動作でターンの初動を起こしてしまい、コブでは一瞬で破綻の道を辿ることになります。
コブで破綻しない為の初動は、
■絶対に傾かない
■斜面下方向への落下を意識する
■落下方向に対して側方の働きかけ瞬時に行う
この3つをおさえて下さい。
今日は外手プッシュのドリルを応用して、Cスライド前半の初動を確認してみました。
外手プッシュの方向と、その方向の距離イメージを意識して練習すると良いと思います。
この移動方向、移動距離のイメージの線上のどこかで、足首を巻き付けてくるような感覚、足の向きを変える意識を、僕は練習で常に持っています。
線上に足首がくるイメージ、線上を足首が抜けていくイメージも、両方の感覚を養ってみて下さいね。
この足首が巻きついた局面は、一種のクロスオーバーと考える事が出来るのだと思います。クロスオーバーが出来たのなら、それは既に、新しいターンが始まっている事にもなります。
Cスライドは軌道の内側に身体の重さが存在し、内側に傾くエラーがとても多いので注意したいです。
この傾くエラーは月山の沢コースを使えば矯正が出来ますよ。
凸凹こそありませんが、沢の地形使って滑るとコブで身体にかかる力や、負荷を体感する事ができます。
沢コースの端っこで無理やりでも横スライドをする。沢の中心部に落とされない練習がコブ滑走時のスライドポジション強化にもなりますよ。
また、Cスライドに限らず、コブ滑走は直滑降姿勢を維持して、左右の正確なスライドポジションを、安定した足場で切り返す事が大切です。
練習ドリルは、
■ホッキーストップ
■コブ裏停止
■回旋スライド停止
■直滑降姿勢からスキーが横を向いただけの少し苦しいポジション
この停止姿勢を繋げる事で、安全で楽しいコブ滑走が実現出来ると思います。
今日も、まさかのリフト一時運休。踏み上げ練習となりました。
踏み上げで、僕のコブ滑りを前から横から斜めから、いろんな角度で見れた事で、動きのイメージ、スライドのイメージ、スキー横向け作業の量と、速度のイメージ、いつものレッスンでは見れない角度から印象が、皆さんの良いイメージに繋がったのなら嬉しいです。
いろいろなコブを、いろんな狙い目で、たくさん滑りました。シーズンも最終章ですから、たくさん伝えすぎていたらゴメンなさい。
何かひとつでも、来シーズンに繋がるといいです。
本日もコブレッスンにご参加下さり誠にありがとうございました。

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