2025/5/24 中級1
テーマ:ウォールスライド
担当:松谷
ウォールスライドの定義の範囲は広いです。
バンクターンのように壁の始まりからウォールを狙う滑りから、ズルドンからの壁の奧を狙ったりウォールスライドといっても、いくつも滑り方はあります。
今日も裏の急斜面のスライドから後半ウォール乗り上げをメインにレッスンをしました。
必須なのは縦スライドですね。
縦スライドに必要な事は沢山ありますが、その中でもウェイトシフトを中心に整地の練習をしました。
ウォールは逆傾斜になりますので、その傾斜の傾きや圧力に負けない強い外足荷重が必要です。
自分の力を雪に放出すような力ではなくて、自分の身体の重さを移動して荷重を強くするほうがいいですね。
その為には、しっかりウェイトシフトをすることと、スライド、ストップ(足場)、切り返しと何でも出来る万能足を作らなければなりません。
ハの字で半制動ドリル! 角付けの強さでブレーキというよりは、ウェイトシフトの重さと脚の捻りでブレーキって感じではないでしょうか?
難しいコブでは、自分の足の力だけでは、対処出来ませんので、スライド+コブ形状の利用+逆捻りの3本だてで等速での滑走を目指しましょう!
また、コブにぶつかった時に動かされるにしてもその力を利用できれば、次のターンに入りやすいです。
止まるぐらいの気持ちでしっかりぶつり、その姿勢をキープ出来れば何もしないで、落下を待つ様な感覚もあります。
この間を愉しむのが面白いですよ。
ジェットコースターの下り始め見たいにね。
▼まるで時が止まったかのようなゆとりある切り替えし
この姿勢をキープする為に有効なドリルはホッキーストップです。
ホッキーストップで強い足場の効いたポジションを体得しましょう!
▼ホッキーストップ
コブ滑走では、ワン縦スライドからのコブ裏停止!壁の中でストップ動作!コブ裏の断続エッジング!をやりました。
まだまだ、スキーの方向に向いてしまうところありますが、コブを乗り越える意識はだいぶん出てきましたね。
もちろん、スピードコントロールも出来ていました。
なかなか落差のあるコブで恐怖心もあると思いますが、壁に向う意識を徐々に取り入れたいですね。
低い位置から試して見て下さいね。
本日もご参加ありがとうございました。
▼ウォールスライドも縦スライドも学べる!ゼロからはじめるコブ攻略シリーズ
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