

2026/02/28
初級2
田中
テーマ:縦スライド
コブの溝は斜めになっているものが多く、スキーを横にできない場面がたくさんあります。そんな場所を滑るために必要なのが“縦スライド”です。縦スライドが身につくと、滑れるコブの種類がぐっと増えていきます。コブ滑走の自由度を広げる大切な動きなので、ぜひ大事に習得してきましょう。今回はステップ・バイ・ステップでレッスンで縦スライドの習得を目指しました。
ハの字での直滑降:縦スライドのいちばん簡単な形
ハの字でまっすぐ滑っているとき、両スキーはすでに“縦スライド”の状態です。まずはここで「スキーが縦にずれる感覚」をつかむことが大切。この感覚ができると、次のウエイトシフトのような“回旋ではなく横移動だけでずらすターン”につながります。
ウエイトシフト:横方向に移動する意識を持つ
ハの字のまま、どうやってずらしながらターンするか。ポイントは横方向への移動です。回旋ではなく横移動を行うことで、スキーが自然にスライドしながらターンが始まります。胸はフォールラインを向けたまま、重心移動・体重移動をしっかり使い、外足に足場を作る感覚を忘れずに。上体が回ってしまうとコブでは加速です。
イナズマプルーク:ハの字でギザギザに滑る
イナズマプルークでは、スキーがずれる方向は横スライドと同じ90度方向です(フォールラインに対しては違いますが。。。)。テールだけが落ちてくると横スライドになりすぎるため、トップもずらす方向へ進める意識が大切です。落下は自然に起こるので、意識するのは「スキーの角度キープ」と「横方向へのウエイトシフト」。踵に乗ると安定はしますが板が横に向きやすくなるため、母指球で踏む感覚がポイントになります。これはターン前半の感覚にも近いですね。
コブの裏側での縦スライド:肩を目指して正確にスライドする
コブではまず、コブ裏側での縦スライドを目指しました。板を真横にせず、斜めのままコブ出口近くの“肩”を目指すのがポイントです。ポジションが良ければブーツを肩にしっかり当てられますが、上体が回ってしまうとうまくコントロールできません。
そして肩に当たった時に逆ひねり状態ができていると、ひねり戻しを使って素早くターンに入れることも実感してもらえました。さらに、足場がしっかりしていると、コブで上体が回されるのではなく、コブに板を回してもらえる感覚も出てきます。どの滑りでも足場の確認はとても重要なので、常に意識して振り返ってください。
今回の滑りで弱点もはっきり見えてきました。その部分は整地でしっかり改善していきましょう。
ご参加ありがとうございました!
コブ専門のDirectlineスキースクールの開催会場と予約はこちら
▼ゼロからはじめるコブ攻略シリーズ

コメント