
2026.04.19
鷲ヶ岳中級1
テーマ Sスライド
担当 奥谷 満
Sスライドは、運動要素の概念で、よどみ無く止まることなくずっと運動(スキーに何かしら働きかける)し続ける事を目標にします。
山回り、切り替え、谷回り迄を1ターンと捉えて、切り替えもターンと考える事で、運動し続ける。もう1つの見方として、切り替えをピボット操作と考えると、回旋速度、ずらす量を調整する事でターンに成りますので、ずっとピボット操作をし続けているとも言い換えが出来ます。
何故ずっと運動し続けないとダメ? スキーはずっと動いているので、身体が運動して動き続けていないと空白の時間が出来て、その間にスキーだけが滑って行き、身体が遅れる原因にも成るので、空白の時間を限りなく無くしたいからです。
まずSスライドはCスライドからの発展と言えますので、Cスライドを復習しました。直滑降からワンターン仕上げ。外足から谷足への3つの「か」ですね。SスライドはSの字を横にしたイメージを持って頂き、山回りから切り替えを通って谷回り迄をワンターンと捉える考えなので、切り替えは既に山足に荷重してから谷回りに入ります。そのまま山回りから仕上げ迄ターンをする事で、山足から谷足への3つの「か」にステップアップさせて、山足荷重から回旋させる、荷重回旋にステップアップです。
この時、忘れてはならないのが、脇腹の収縮です。脇腹の収縮を入れ替えれば、即、荷重の足が入れ替わるので、そこから回旋をすれば、いつでも荷重回旋に成ります。中級以上では脇腹収縮を、これ実は腰骨の上下の入れ替えをも同時に行っています。素早い切り替えに必要なのは、腰骨の上下の入れ替えでそこに脇腹収縮が入って、重さを乗せる事に成ります。ずっと運動し続けるには、腰骨の上下の入れ替えを行ってから、ゆっくりと荷重して回旋させる感覚で、コブに対して、直ぐにスキーを回すのでは無く、出来る限り縦スライドで身体を縦に落として行きながら、荷重して回旋してみて下さい。
スキーは自由です。コブも自由に滑れば良いんですよ。
テーマは有りますが、自然相手です。コブも生き物なので、都度形を変えます。テーマに沿って練習するのが難しい場合も有ります。私はいつもレッスンでお話しさせて頂いていますが、レッスンは、引出しの数とその中身を増やすお手伝いをさせて頂いています。その数を増やしていって、その都度いちばん楽に滑れる方法をチョイスして、安全に滑って下されば良いと思ってます。(言い訳かなぁ?)
自然相手のスポーツなので、決められた1つの滑りでは、上手く行かない事が多いです。思考は柔軟に、色々な技術を駆使して、スキーを楽しんで下さいね。
緩斜面の縦溝コブなのでベースは直滑降としています。
直滑降で前傾、脛圧、フットコンティメント、コブ裏プレス、ボトムで脚がいちばん長く。等動ける足場、ポジションを作ったうえで、脇腹収縮やら、Sスライドの概念やら諸々を足していく感じでコブを制覇して行きますが、ベースの直滑降の運動を忘れるとたちまち破綻してしまいます。テーマにこだわらず、今自分が持っているありとあらゆる技術を総動員して、スピードを自身のコントロール下で滑り切れるか。そこがいちばん大切と考えています。
今シーズンもレッスンにご参加下さり、有り難うございました。
ゴールデンウィークは、かぐらスキー場に行きますので、来て下さいね(笑)
来シーズンもまた一緒に練習して下さい。
本当に有難うございました。
奥谷 満
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