ズルドンのズルズルや、スライドは何のために?もちろんスピードコントロールもだけど、切りかえの足場の準備をしている事も忘れないで!2026/5/24月山コブレッスンレポート


2026/5/24
初級2
テーマ ターンを滑らかに繋ぐ!Sスライド
担当 松谷伸朗

Sスライドの定義は、スライドと切りかえを別々に考えるのではなくて、ターン中のスキーの方向転換自体が、切り替えと考えてみませんか?と言う提案です。

スライドとスライドを繋ぐには切りかえしが必要ですが、切りかえしと、切りかえしを繋げは、ずっとエンドレスに動き続ける運動になります。

これが流れを止めない切りかえし、滑らかに繋ぐ!と言う事になります。

必要なのは、スライド後半の仕上げです。

横スライド停止がベースとなりますが、斜面の最大傾斜にスキーを横に向けて止めると言うより、身体の落下する方向や、進行する方向にスキーの回し込む回旋で止めると言う事が必要となります。

今日は片足荷重からの足のひねり操作で、方向転換を仕上げる練習をしました。

しっかり斜面下方向の景色に、必要最低限の外傾を作り、つま先の横向け作業をしましたね。

スキーはターンと思わず、つま先の横向け作業と捉えて見ませんか。

両ストックを谷側に脱力して、谷ストックをチョンと付いたら、その谷ストックのリングにスキートップを巻きつけるように練習をしました。スライド後半の回旋強化となります。

また、身体でスキーの方向をコントロールしてしまうエラーがありましたので、外膝タッチのドリルをアレンジして、山膝タッチからのスキートップ横向け、山側まで向け作業をしました。

この一連の動作を反復練習すると、山膝タッチをしようかなって思えば、頭が運動パターンを覚えてますので、全身運動でスライドポジションが決まるようになります。

回転運動でスキーの方向を変えてしまい、コブの後半でスピードオーバー、発射してしまう原因は、外膝タッチの動作が不足しています。初動を間違えないものにしていきましょう。

外膝タッチからの回旋MAXができれば、Sスライドの前半が完了となります。いつものターン周期の後半が、Sスライドではターンの前半になります。

スライドは、もちろんスピードコントロールなのですが、次の切りかえしの準備期でもあります。ここで安定した姿勢、足場があってこそ、次のコブに入れる許可が出るのです。許可が無い状態で次のコブにいけば、破綻は間違いありません!

コブでは、スライド後半の再始動可能な姿勢作りを、

10合目停止。
モサモサ停止。
出口の先で停止。
で作る練習をしました。
横移動系の滑りでは、3箇所も止まれる場所、足場を作れる場所があります。

ズルドン系の滑りは、コブ裏停止の1箇所だけですね。

横移動のあるコブの滑りでも端っこはズルドンだと思って、胸の向きを下方向に残して練習すると、ひねり操作を身につける事が出来ますので、いろんなコブを安定して滑る事が出来ます。

また、Cスライドの後半を自分のものにする為には、ターンを丸く仕上げるよりもカクカクに!“し”の字の切れがる部分に5角くらいイメージすると良いです。

“し”の字をカクカクにする。
“し”の字直線部分で3角。
“し”の字の切れ上がり部分で5角。

スピードを完全にコントロール、また、すぐに動き出せる足場が作れるターン後半のイメージは、カク カク カク カクカクカクカクカクッ!

またコブでも試して下さいね。

本日もコブレッスンにご参加下さいまして、ありがとうございました。

また、来年も一緒に滑りましよう!

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松谷 伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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