2026/5/12
初級2
テーマ コブの基本(2)縦スライド
担当 松谷
縦スライドに必要なのは、思ってる以上の前傾と、思ってる以上のウエイトシフトです。
スキーが斜面の傾斜に対して真横に置かれていないので、自分自信でスライド方向をしっかり操る事が求められます。スキーに行先の主導権を握られてしまわないようにする事が大事になります。
行きたい場所には、自分と自分の足が到達できるようにしましょうね。
ターンの軌道はスキーを通す道と考えるのでは無く、自分の足が進む場所と考えましょう。
それには正確なスライドポジションを身に着ける必要があります。
練習ドリルは、ハの字で反制動をやりました。
スライドに必要な迎え角をつけたいのですが、踵を身体の下から離してテールが大きく動くエラーがありました。
テールを大きく動かす場合は、離した足にしっかり乗り込む必要があるのですが、離すと動きが2モーションになりますので素早い動きに不向きです。
踵を身体から離し過ぎると、そもそも、その足に乗れない、立てない、動けない事が起きてしまいますよね。
これが、
コブの切り返しで回転の運動になってしまい身体がスキーに正対してしまう。
コブに足が出てしまい後半のスライドが出来ない。
山側に身体が傾いてしまうエラーとなり、その状態でコブの深みに落とされてしまうと間違いなく発射して破綻を迎えます。
効率よく素早く迎え角を作る為には、踵の位置を動かさない意識で、トップを内側に動かす方法もありますよ。
スキーのトップを動かすには、自分のつま先を方向転換する意識や、ブーツを動かす意識ですると良いと思います。スキーに神経は通っていませんからね。
ハの字でもしっかりスキーの前後差をつけて正確なスライドポジションを身に着けてください。
スキーという長いものを動かそうとするストレスが、コブでの失敗を誘発するとも考えられます。自分の足をしっかり動かし、足を感じて、スキーの向きをコントロールする事が出来れば、スキーの長さは、あまり感じないようになります。
また、母指球の踏みすぎも良くないですね。スキーの向き変えようするときに角が、引っかかります。腰幅の中でスキー操作をして、スキーを思い通り動かせるよになりたいです。
いい練習ドリルはリードチェンジです。
腰幅の中にある足の存在を確認しましょう。慣れないうちは、この足の位置がとても気持ち悪いですが、そのうち慣れてきます。(笑)
リードチェンジはピボット操作や密脚にも繋がりますので、とても大事な部分です。頑張って練習しましょう。
コブでは、まず横スライドの確認をしました。
縦スライドには、横スライドがある程度整ってる事が大切です。横向きの横スライドではなく、前向きの横スライドです。
コブの中でのスライドポジションは、ハンズオニードリルをやりました。
思った以上の前傾と、思った以上のウエイトシフトがご理解頂けたかなと思います。
スライドの不安定は、落下や、斜面下への移動意識が弱く、スキーの動きや、コブの傾斜に翻弄されてしまい、思い通りに足を運べないことが原因です。谷足荷重、谷足一本立ちの練習の強化が必要ですね。
また、切り返しで身体が傾く、腰幅から足を離してしまうなどのエラーの改善には、サウザンステップが有効です。コブの中でのサウザンステップは皆さんとても良かったですよ。
スライドしている時間に「動き出せるかな」「踏み変えで方向転換ができるかな」自分に問いかけながら練習するのもいいですね。大事なことは、コブにぶつかり“ドン”したあとに動きが始まるという意識です。
また、縦スライドだけでは滑る事が出来ません。
■横スライドを併用しスピードやスキー回旋のコントロールをする。
■コブの上り傾斜、乗り上げを使ってスピードやスキー回旋をコントロールする。
縦スライドと、なにかをミックスさせることで、横スライドに頼り切らない様にしていくことも大事です。
縦スライドをするというより、縦スライドになっている時間があるいうこと認識する、縦スライドの時間を作り出すという認識で良いと思いますよ。
また、縦スライドの原理や姿勢の理解が出来ても、コブの中で、左右の縦スライドポジションをコントロールするには、安定した足場からのピボット操作が必要です。ピボット操作で、スキーの回旋量、回旋スピードを調整することが大事になります。
横スライドの停止姿勢、再始動ができる横スライド姿勢が全ての始まりになりますので、コブの中でもたくさん練習してください。
本日もレッスンにご参加いただきありがとうございました。また一緒に練習しましょう!
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