2026/5/13
初級2
テーマ ターンを滑らかに繋ぐ!Sスライド
担当 松谷
ターンを滑らかに繋ぐ!Sスライド。
大事な事は、このSをよく見ることです。ん?なんの事かな?(笑)
このS、ターンを2つ繋いだスキーの軌跡と考えるのが普通だと思います。
ですが、このSのターンのつなぎ目は、斜め45度くらいの角度で次のターンに繋がっていますね。これだとターン後半の減速不足になりコブで発射する原因となります。
コブの溝や壁の角度は、ざっくり45度くらいです。
右コブは左へ、左コブは右へ、スキーヤーを押し流そうとします。自分のターン軌跡も45度で終了したら、流される方向に直進していることになりますね。
これが、発射、コースアウト、尻もち事故になる原因です。
どうすればいいか。
ターンの後半をしっかり仕上げる事。(縦Sでなくて横S=“し”スライド)
ターンの後半を今から始まる切り返しの前半だという感覚にイメチェンする事。です。
まず、ターンの後半をしっかり仕上げる練習として、ベースとなるピボット操作を練習しました。
急斜面や難しいコブ斜面の場合は、スキーの方向転換をする意識でも良いですが、僕はピボット操作自体がターンの全てだと思いますよ。
なぜなら、ピボット操作の連続は、
密脚、内足操作、ひねり、荷重、抜重という運動。
横スライド、縦スライド、回旋スライドというスキーの挙動変化のコントロール。
停止の足場、スライドの足場、切り返しの足場。これらの要素が含まれいてるのがピボットだと思います。
Sスライドは、自分と自分の足元の斜面下方向への移動に対して、スキートップが真横でなく山側に回り込むくらいのスライド回旋が必要です。
これが、安定したコブ滑走、完璧なスピードコントロール、切り返え操作の自動化で流れのあるコブ滑走となります。
軌道で考えるSスライドはCスライドの連続で良いですが、前半はあまり考えないでも良いです。
欲しいのはCのの文字の後半、クイッとキレ上がったところがとても大切、とても重要です。しっかりクイッとなるまで回旋停止が出来れば、切り返しはほぼ自動化され、Cの前半はほぼ無意識になります。
少し弧を描くような滑りになると、回転モーメントがかかりますので、身体がスキーに正対するエラーが多かったですね。
少し弧を描いた様に見えても、ベースは直滑降停止ですので、自分が進もうとしている真っ直ぐ方向を見失わず、スキーの向きを変えるように練習してみてください。
コブの切り替えでのミスケースを防ぐ練習は、整地で斜滑降からの斜めの回旋スライド停止や、片斜面をギルランデ滑走する練習が良いと思います。
テールがトップよりやや高い状態での姿勢、スライド姿勢が出来ればコブ滑走の安定感がかなり増します。
また、ターンの後半を今から始まる切り返しの前半だという感覚にイメチェンするには、コブ裏停止とツイストが良いと思います。どちらもズルドンの運動がベースです。
コブ裏停止は、ズルドンからコブを乗り越えてコブ裏停止をする、Sスライドの運動要素が含まれています。
Sスライドで習得したいのは、軌道の理解よりもSの運動習得ですね。
途切れ目のない、空白の無い切り返しです。コブ裏停止は素早いスライド停止姿勢をつくる練習にもなります。
ツイストは流れを切らないSの運動を理解するには有効なドリルです。ひねり操作や運動、両足の同調操作、内足操作、ピボット操作が身につきます。
コブ滑走でも、横スライドポジション正確性、スキー回旋量の不足が見立ちましたので、ズルドンの滑りの中に、コブ裏停止、ツイストのイメージを足して練習してみてください。
ツイストを取り入れてからの、コブ滑走は少しスライド姿勢に改善が見られましたよ。しっかり姿勢が決まったときは、切り返しの間ができて余裕があるように見えました。
シーズン残り僅かですが、また一緒に練習しましょう。本日もご参加ありがとうございました。
コメント