コブの練習一辺倒になる前に・・

こんにちは、小保内です。

 

・整地の練習といったら整地一辺倒

・コブの練習といったら、コブ一辺倒

・ジャンプの練習といったらジャンプ一辺倒

 

こんな事になっていないでしょうか?

これじゃあ、上手くなりません。

先が透けて見えるようです。

 

大事な事はいかに自分の体を思い通りに使えるかどうか?という事です。

そのためには、様々なシチュエーションで滑らなくてはいけません。

 

自分の息子を見ていてつくづく感じます。

野球一辺倒で10年間練習し続けたのにも関わらず大した選手になれなかった私。

私の息子はというと、野球以外に、水泳、空手、トランポリン、テニスなど色々なスポーツ教室に日替わりで通っています。

そんな息子は、まだ小学4年なのに、おそらく中学時代の僕よりも野球で良い動きをすでにしています。

本気で悔しいです!(笑)

そして、教わった事を習得するまでの時間がとても速いです。

ちなみに、野球の練習時間は私の半分以下です。

 

スキーでも、整地を滑って、コブを滑って、パウダー滑って、悪雪を滑って、緩斜面を滑って、急斜面を滑って、ロングターンして、小回りして、壁を滑って、ジャンプして。

つまり、フリーランをしろということです。

できれば上手な人の後ろにくっついて滑るとなお良いです。

 

コブが上手になりたい!と焦る気持ちもわかります。

でも、例えばコブで暴走してしまうのは、スピードを抑えるためのスキーの操作(もちろん操作するのは自分)が身に付いていないからです。

その操作、動作を身に付ける事ができれば、暴走しなくなります。

そして、その操作、動作を身に付けるのは決してコブでの練習だけでは無いということです。

 

つまり、一辺倒の練習漬けになるのではなく、フリーランをしろということになります。

 

『どんな斜面でも、思い通りにターンをし、いつでも安全に止まる事ができる。』

 

これが私にとっての究極です。

どんなターンをするか?はその先の枝葉でしかないのです。

もしかすると、その枝葉から取り組んだスキーヤーは、今頃コブを滑れなくて苦労しているかもしれません。

 

久しぶりに暑苦しく語ってしまいましたが、

(先日、初滑りをしてきて目覚めたのかもしれません(笑))

根本的にはどう滑ろうが、滑り手の自由。

でも、どうなりたいか?は持っていた方がいいかもしれません。

 

私の場合は繰り返しになりますが、

 

『どんな斜面でも、思い通りにターンをし、いつでも安全に止まる事ができる。』

 

これに尽きます。

私にとって「どんなターンをするか」は重要ではなく、楽しみを増やすための一つの要素に過ぎないという事です。

 

あなたは、最終的にどうなりたいですか?

これがはっきりしていれば、自分に必要なもの不必要なもの、優先順位の高いもの、後回しでいいものがわかりますよ^^

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