日付:2025/1/12
クラス:初級2
テーマ:コブの中でもウエイトシフト
スキーでブレーキの力(制動力)は板の方向と体の向き(進む方向)の角度が90度に近付くほど強くなります。ストップポジションは体の向きはフォールライン、板の向きはフォールラインから90度になるので、制動力MAXです。
コブの中でもこの姿勢になるために、ウエイトシフト(横移動、前後移動)してからのみっつの「か」を行いました(荷重、回旋、構え)。回旋をウエイトシフト前に行ってしまうと内倒になりやすくなり、荷重のあとに回旋しても、上体の回転が脚の回旋を上回ると内向してしまい内倒につながります。
上体の回転を抑えれば(逆にひねれば余計に)ストップポジションにつながっていきます。滑りに応じて適切なひねりができるように練習していましょう。
また、整地の練習ではより外足に荷重できるポジションを作るために、股関節と脇腹の窮屈さを実感してもらいました。外足にしっかり荷重するためにはとても大切な感覚です。ストップポジションで止まった時にこの窮屈さを感じることはできます。
コブの中でもこの窮屈さを実感するためにウエイトシフトに集中しました。
この日のコブはえぐれた縦目の溝に吸い込まれるようなコブでしたが、しっかりとウエイトシフトを行うことで外足に乗り込んでいけることを実感できたと思います。またコブに当たった時、スキー板は回旋するが上体をブロックできれば窮屈さを感じることができます。(山側の肩が遅れないようにしましょう。)
ご参加ありがとうございました。
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