2025/6/2 中級1
テーマ:コブ裏を捉える
担当 松谷
コブ裏を捉える為に必須になるのは、山足〜の荷重→回旋です。荷重してからです。
荷重のない回旋は回しやすいですが、どうしてもターン後半に雪面を捉える事になりますので、ブレーキが後半に集中し、コブと喧嘩する可能性もあります。
いつもレッスンは、整地から入るのですが、今日はコブからレッスンに入って、ないもの、不足しているもの、やらなくちゃいけない事を明確し整地の練習に繋げました。
今日、提案したかったのは、内軌道でターンを考えるです。
抜重していても、しっかり主張の出来る内足ですかね。
コブの出口は入口でもあります。
今日はこの出口をインサイドのコーナー(角)と考えて、素早い切り返し&内脚抜重のイメージをして、切り替えの早い段階からの荷重の効いた足を作るレッスンをしました。
スキーは外足、谷足がメイン!
間違いではないですが、内足、山足。何もしてない。っていうのはあり得ないですよ。
荷重してないから何もしなくて良いことにはなりません。
また、スライドとスライドを繋ぐ切り替えこそ重要で、ブレーキのかけどころでもあります。
ここが、ブーツを引くだったり、8の字運動や、足元を残して身体全体を遠心力方向へウェイトシフトするところです。
スライドしてる時より、やる事いっぱいあるのが切り返しですね。
それから、山足〜の3の「か」は、荷重、回旋、構えですが、 構えって意外と難しく、山足に立つ、前後、左右、上下のバランスの安定感に直結します。
ハンズオニニーのドリルをアレンジして、構え90度の左右の交換。
肘の曲げ伸ばしで、構えが決まればスライドポジションが、とても良くなりました。
それとスライドで大事な事は2つ。
ターン中、ずっとスライドし続ける為には、切り替えたらすぐにスライドポスチャーをとる事が大事です。
仮に空中に飛び出しても、空中でスライドポスチャーを取るくらいのつもりです。
なぜなら、正しいスライドポスチャーはスライド姿勢でもあり、ストップ姿勢や、コブにぶつかり足場を作れる姿勢だからですね。
今日もいろいろなコブを愉しみましたね。
コーナー(角)でスキーの向きを変えようとすると、自然に出口にブーツがいきました。
だいぶ荷重も効いた状態で回旋も出来ましたね。
深いコブや、細かいコブ、コーナー狙いであれば、少しコブをやっつけるイメージが出来たなら嬉しいです。
シーズンアウトの時期、しばらく皆さんとお別れの時期。
少しおセンチになりますが、また来年も一緒にスキーがしたいです。
本日もレッスンご参加ありがとうございました。
▼ゼロからはじめるコブ攻略シリーズ
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