2025/5/29 初級2
テーマ:ズルドン脱却
担当:松谷
ズルドン脱却するにはいくつか方法はありますが、まずは、 滑りのベースを縦スライドにする! ズルドンとズルドンとを繋げる! の2つが必要と思います。
まず縦スライドです。
縦スライドの定義はありますが、まずは自分のブーツが主役でスライドの弧を描く事が出来ますか?
そう軌道の主役はブーツで、スキーの通り道ではありません。
直滑降から横スライドで基本を確認しました。 例えばスキーの板の長さが160センチで横スライドするとズレの軌跡の幅も160センチになると思います。
このズレ幅を160センチ以下でスライドの弧を描くことが出来れば、縦スライドのベースになっていくはずです。
意識したいのは、股関節の30度! 30度の外向なのですが、自分中心、ブーツ中心に考えたいので、自分の腰の進む向きの軌道に対して、スキートップ30度中に入ってる。スキーテール30度外に出てる。
この意識で、普段からスライドしているイメージを養いたいですね。
それからズルドンとズルドンを繋げるですが、これはピボットですね。
ズルズル〜〜ドンで一生懸命、神経を使い果たしてたりしませんか?
ズルズルはとても重要には間違い無いのですが、切り返しは脇役ではなく、切り返しが主役ですよ。
ここ、神経集中して目を見開いて(笑)
一生懸命に力を込めてやりたいですが、焦って、浅くて薄い切り返しの連続にならないよう注意しましょう。
ズルドンも口で10回くらい唱えるとドンズル??? 終わりは始まりの合図ですよ。
なんちゃってズルドン脱却!
僕は、コブの形状や滑り方、滑る場所を選んで、出来た感で終わりたくないんです。
月山のコブは誤魔化しが出来ませんし、それを許してくれません。
今日もいろんなコブを滑りましたが、つきまとう課題は不完全なスライドポジション。
強いストップ姿勢の不足。
素早い切り返しコントロール不足。
身にしみたのではないでしょうか?
ズルドン脱却とは完璧なズルドン!
今日の練習ドリルは、 同じズレ幅のスライドコントロール。
また一緒に練習しましょう。
今日もご参加ありがとうございました。
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