
2026/5/31
初級2
テーマ ターンを滑らかに繋ぐ!Sスライド
担当 松谷伸朗
Sスライドの概念は、スライドと切り替えしを別々に考えるのでは無く、ターン中はずっと切り替えしと考えます。
切り替えしは、スライドとスライドを繋ぐという考え方もありますが、切り替えしと切り替えしをスライドで繋ぐという考え方も出来るのではないかなと思います。
安全、安心のコブ滑走は、ブーツを中心にスキートップとテールの位置を常に変えながら、目的地にブーツが進んでいく、常にズレながら進んでいくのが基本です。
切り替えしと切り替えしを繋ぐSスライドは、
■コブの後半でポジションが不安定になってしまう
■コブの後半でスピードオーバーしてコースアウトしてしまう
■切り替えしでもたつき、素早く動けない
■安全に、とにかくゆっくり、まったり滑りたい
こんな方には、是非、Sスライドの考え方、動作、運動を習得してほしいです。
まず、直滑降からの横スライド停止の確認をしました。
身体が横を向いてしまう、スキートップの方向に前傾をしてしまうなどのエラーが最初ありましたね。
このミスは、スライド停止で思考が終了してる原因が多いかなと思います。
横スライド停止時のポジョンバランスでジャンプすると、スキートップとテールが同じ量、浮き上がるのが理想です。
身体が横に向いてしまう、スキートップに前傾してしまう場合は、テールだけが上がるポジションになっているはずですので、ジャンプしてチェックしてみましょう。
停止ならどんな姿勢でもOKなんですが、やりたいのは滑らかな連続ですからね。
これを改善する為に、スキー横向きからの直滑降にして見ました。
スキーが横を向いたら直滑降をする運動周期にイメチェンをしただけです。明らかに横スライドポジションに改善がみられました。
停止から何かを始めるとう思考回路に変化したからだと思いますよ。
Sスライドは思い通りに動ける足場づくりの連続とも言えます。
停止から動き出す。この意識の構築がSスライドの最終目的、再始動可能な停止姿勢となります。
ターンの周期でいうと通常のターンの後半が、Sスライドでは前半になります。
動き出せる足場を作りには、しっかりターンを仕上げることが大事です。
練習では、ターンを仕上げたあとに、ジャンプする、ステップする、踏み変える、屈伸するなど、停止後の動作に目的を与えて練習すると良いと思います。
コブでは、コブ裏停止をやりました。
スライドしてコブにぶつかり、コブ裏に回り込み停止をする。
この一連の動作が運動上のSスライドの概念になります。コブ裏に回り込もうとする動きの準備を同時進行しながら横スライドをしているはずです。
また、スライドからコブにぶつかったらサウザンステップもやりましたね。
素早く、高速踏み変えでコブを乗り越える。
これも、ぶつかっらたら動き出すぞ。って言う準備の意識、ポジョションを整えようとする意識が、横スライド中に同時進行していないと出来ないはずです。
安定したコブ滑走をするためには、現在地の情報を、先のコブの情報から読み取ることも必要だと思いますよ。
午後はいろんなコブで、いろんな狙う場所を変えて滑りましたが、運動を意識していないコブ滑走はやっぱり不安定に見えました。
狙い目を定める思考回路が強くなり、そこで何々しようとする運動意識が乏しくなったのが原因かなと思います。
きょう一番良かったのは、
コブの中でのサウザンステップ。
切り替えでふわっ!
ジャンプ着地のイメージの着ジャン!(ジャンプ着地じゃなくて、着ジャンです!)
動き出せる足場、姿勢。
動き出す目的が明確であれば、コブ滑走も安定してくると思います。
今シーズンも沢山レッスンにご参加をいただき誠にありがとうございました。
また、来シーズンも一緒に滑るのを愉しみにしています。

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