まずは2種類の減速方法を身につけよう!白馬五竜コブレッスンレポート「2021/12/25,26」

12/25,26(土,日)の2日間、シーズン2週目のコブレッスンを白馬五竜スキー場で開催させて頂きました。

先週に引き続き初級クラスの開催でしたが、初日は横滑りを多用した低速滑り、2日目は深回しで低速でコブを滑る前提でレッスンさせて頂きました。

==12/25(土)レッスン初日レポート==

初日は「横滑りからの停止」というコブで最も基本となる部分からスタートしました。

初級クラスですから当然スピードは低速維持ということになります。

では減速または停止するにはどうしたら良いか?というなんとも当たり前なのに、とっても大切な事をテーマに進めさせていただきました。

停止するための順序は、

1,斜面に対してスキーを横に向ける
2,両エッジを立てて雪面を掘り込む

1と2の間に斜面下にズレるという中間的な減速要素が入りますが、この2つを様々な斜面とコンディションで行う事ができるかどうか?がコブを安定して滑るためにまず必要な事になります。

以外に難しく、結構なめられているのが(笑)1のスキーを横に向ける事です。

なぜ難しいか?というと、自分が立っている斜面が常に一定では無いからです。

単純にゲレンデに対してスキーを横だとスキーの横向き加減が、不足していたり、過剰だったりするわけです。

特にコブ斜面においては、1ターンごと斜面があっちこっちに傾いているわけですからね!

ですので、斜面に応じてスキートップの向きの微調整を行わないと、正確な停止動作にはならない!ということになります。

これらを学びながら、外足荷重や逆ひねりなどなど、やることを足していって、より完成度を高めるといった流れになります。

初級クラスでは、こういった安全第一で基本的な技術を、飽きないよう、様々なバリエーションでレッスンを展開するよう心がけています。

初日にご参加の皆さん、ありがとうございました!

==12/26(日)レッスン2日目レポート==

2日目は、コブを低速で深回しで滑るという前提でレッスンを行わせて頂きました。

スピードを抑えるために、スキーを横に向ける(回旋を深くする)という意味では、初日と同じなのですが、斜面下へのズラシを使った初日とは違い、2日目は側方移動を使ったコントロールを練習していきました。

スタートA地点からゴールB地点まで、“より遅く”ゴールするには、ゲレンデの横幅を使えるだけ使うということが有効になります。

コブ斜面においても、使用できるスペースに制限はあるものの、横幅を使える限り有効活用することで、低速で滑ることが可能になります。

この滑りに大切なことは、外足荷重の強化、ターン後半時の逆ひねりの活用、横方向への重心移動となります。

そして、これらを促すためのストックワークや身体の使い方など細かな点も含め、レッスンさせて頂きました。

先週のこちらのレポートで掲載させて頂いた「回転で滑る」をもう少し実践的に進化させていった形とも言えると思います。

2日目にご参加の皆さんもありがとうございました!

寒波到来により、雪は最高!でも極寒!な2日間でしたが、最後まで参加者の皆様と楽しくコブチャレンジさせて頂きました!

年末年始12/29,30(水,木)、1/1,2(土,日)も、引き続き白馬五竜でのレッスンを行っております。

次回は中級クラスでの開催となります。まだ若干余裕がありますので、ご希望の方は以下よりお申し込みください。

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1月3連休からは群馬県の尾瀬岩鞍スキー場でのレッスン開催となります!初開催のスキー場ということで、楽しみにしております!

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会場をまたいでレッスン参加可能なお得なシーズン会員も用意しております。こちらもよろしければご検討ください!

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