白馬五竜スキー場での、2022年最後のコブレッスンが無事終了しました。
ご参加の皆さんありがとうございました!
この2日間は、安定、丁寧、美しくをテーマにレッスンをさせて頂きました。
まずは、安定したコブ滑走に欠かせない荷重移動
腰の下にブーツがあるポジションを大切に、様々なドリルに取り組みながら、ターン後半で確実なブレーキをかける事、逆ひねり姿勢を身につけることを重視して行っていきました。
1日目に行いましたが、以下のウェイトシフトドリルは、コブを滑る上での土台になりますので、ぜひ取り入れたい練習ですね。
この土台ができたら、とりあえず安定してコブを滑ってこれる!というくらい重要なドリルです。
このドリルの良い点は、左右への荷重移動を身につけるだけではなく、これを行うために必要な前後バランスも同時に強化されることです。
かかと寄りの荷重が強いとまったく動けない・・といったケースもあります・・
この土台を作りながら、逆ひねりの強化やストックワークと荷重移動の連動などにつながっていきます。
そして、安定と美しさに欠かせない「スムーズな切り替えし」には主に、まずピボット操作を多用することが有効です。
ピボット操作=ズルドンライン的なイメージを持っている方もいらっしゃいますが、スキー操作の速度や角度、落下スペースの使い方で様々なライン取りに対応してきます。
▼ピボット操作では、この停止状態から両スキーが同調した形でスキーを落下させられるか?がポイントですね!
もちろん、この停止姿勢が作られているという前提ですので、停止姿勢の練習からの操作練習という流れになります。
▼こちらはレッスン時に撮影した時の参加者の皆さんの滑りになります!
レッスンでは、普段意識しないことや、やったことの無い運動があったりするので、違和感を感じた事や、すぐに思い通りに動けない事も多いですが、違和感が無いということはいつもと同じ滑り・・ということで、
「違和感を楽しむ!(笑)」
を今シーズンのスローガンにしてます。
これは、仙台泉でのレッスンを担当してくれる立中先生がシーズンはじめの研修時に授けてくれたフレーズです。
研修しにいった僕が、まるで研修を受けてきたような気がしないでもないですが(笑)
早速使わせて頂いております!
明日からの2023年も、各会場でのコブレッスンへのご参加お待ちしております。
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