日付:2025/2/15
クラス:初級1
担当:田中
テーマ:傾き!
スキー滑走において傾斜に対して垂直!は重要です!
別の言い方では“上体の傾き”になりますが、常にこの傾きを意識して練習を行いました。
まずは大回りでの傾き。
斜滑降でスタート、肩が斜面に平行になるように上体を傾けます。股関節周りに重さが伝わります。進行方向は横。
切り返しでは、ウエイトシフトをしてから回旋。再度肩が斜面に平行になるように上体を傾けます。
傾きがあると脇腹の収縮が生まれるはずです。以下の動画も参考になります。
大回りでこの感覚を掴んでからターン弧を小さくしていきました。
小回りになるとリズムが上がってきますが、やることは一緒です。大回りでの意識を忘れないように。
そして停止動作に移行していきました。停止動作のためには、上体を逆に捻る必要がありますが、停止時に上体の傾きがないとコブに当たった時に走る状態(発射)になってしまいます。
停止時の上体の傾きはボーゲンで練習しました。
ボーゲンで停止動作を行いました。パラレルでの停止動作と同様に外足の板を回旋させ、上体は逆に捻ります。停止した時の上体の傾きを確認してください。正しい傾きがあれば、股関節周りに重さが伝わるとともに脇腹の収縮も感じるはずです。山側の方が遅れない、頭の位置がブーツの真上、足首の曲げなども確認してみましょう。
コブでもボーゲンで上体の傾きを確認していきました。1コブOK, 2,3コブだとなんとなくOK、4,5コブ以上だと体が遅れ始める。徐々に傾きが足りなくなっていきます!
整地と同様に、正しい傾きがあれば股関節周りに重さを伝えられスピードを制御できるようになります。
整地でできないことはコブでもできません!整地での練習を繰り返し、再度コブライン滑走へ繋げていきましょう。
今回は、上体の傾きにより「股関節に重みを与え、脇腹を収縮」することを意識しました。この意識により全体のバランスがとても良くなってきました。
次はより細部の精度を上げながら、連続ターンへ繋げられるようにしていきましょう。
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