2025.2.27
初級2
担当:高橋
テーマ:ウォールスライド
コブの外壁で板をしっかりとずらし、スピードをコントロールする滑りを目指していきました。
コブの溝の外側は板をずらせるスペースが溝の内側に比べて少ないです。
狭いスペースで板をずらすためには、瞬間的に板を回旋させる必要があります。
『瞬間的に板を回旋』となると、コブの出口を過ぎてすぐに板を回旋してしまい、外壁に到達できないケースが多いです。
その原因となるのが『ストックをつくタイミングが早すぎる』です。
コブの出口手前でストックをついてしまい、出口を過ぎてすぐに板をクルッ このパターン。
そこで今回は以下の動作を意識して滑りました。
1.コブ出口ではしっかりと屈身
2.コブ裏側にストックをつき外壁に向かって伸身
3.コブ裏側では板の回旋はジワーッと
4.外壁に到達したところで屈身&板を回旋
5.壁にぶつかった反動で横移動し1に戻る
整地で繰り返し練習し、コブで実践。
外壁に到達できるようになりましたが、上記の1と2の動作のあいだで外脚が先に開く傾向あり。
そこで2の動作時に内脚逆ハの字を加えてみたところ、スムーズな滑りに変りました。
2025.2.28
初級2
担当:田中
テーマ:直滑降停止の活用
今回は整地での”直滑降停止”をコブ滑走に活用していきました。
整地で以下の必要なポイントを確認してきました。
・ウエイトシフト ターンの準備です。コブではコブに当たる前準備にもなります。
注意点→踏めるポジションに移動/横移動だけでなく縦の移動も
・荷重/回旋/停止 ターンの後半です。逆ひねりの動作です。停止姿勢は=コブに当たった時の姿勢でもあり、=ずらしの姿勢でもあります。
注意点→上体の回転ではなく脚の回旋から。傾き(前傾)で外足に荷重。 踏めるポジションから外れない傾く(前傾)の方向。
停止姿勢ではスキー板と進行方向がクロスし、強いブレーキがかかります。
直滑降停止はシンプルに
・ウエイトシフト(直滑降)そして逆ひねり(停止)です。
基本的にコブで行う基本動作はこの中に含まれているので、整地での練習のもと、同じ意識でコブにチャレンジしていきました。
*バンクラインではコブの出口を斜めに横切りながらウエイトシフト。バンクに当たって逆ひねり(停止姿勢)です。
+αの意識は、コブに向かっていくこと(ターンの開始が早いと溝に落ちてしまいます。)
*ズルドンラインではコブの出口でフォールラインにウエイトシフトをしながら直滑降、コブの裏側で逆ひねり停止→横ずらしでコブの出口へ
+αの意識は、上体を進行方向に動いていく(落としていく)。
整地とコブでの体の使い方は同じです。
整地でシンプルなイメージで正しい動きを覚えていけば、コブでの滑走もより安定していきます。
ご参加ありがとうございました。
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