個別方針
個別方針1. レッスンに関する方針
ミッション・コンセプト

私たちのスクールのミッションは、「どんな形であれ、まずはコブを滑り降りられるようになってもらう」すなわち、コブを攻略するためのスタートラインに立ってもらうことです。
極端に言えば、そのスタートラインに立った後は、どう滑ろうが、理想がどうであろうが、別のスクールに教わりに行こうが私達には関係ありません。
私達の役割は、ズレズレのターンだろうが、大回りしようが、ストックで体を支えようが、とにかく!今、目の前にあるコブ斜面を安全に滑り降りる!
特定の技術に縛られず、流行りに流されず、とにかく自分たちのミッションを成し遂げる(=お客さんがコブ斜面をおりれるようになる)事にまずは焦点を合わせます。
- スピードを出してコブを滑りたい
- キレのあるターンでコブを攻略したい
- モーグルのように直線的に早くゴールしたい
これらは、すべてスキーヤーの自由です。
でも、ひとつだけはっきりと言えることは、「スタートラインに立っていない人は何もできない」ということです。
スタートライン=どんな形であれ、コブ斜面をまずは滑り降りることができた(初級1クラスの役割)
低速を維持してコブを連続して降りることができた(初級2クラスの役割)
低速から中速領域を守り美しくコブを滑ることができた(中級1クラスの役割)
これらをサポートするのが、私達の役割になります。
上級者入校禁止
「コブを滑ることが全くはじめて」「滑りはじめても1コブ2コブで失敗」といったコブ初心者がまずは連続してコブを滑れるようになるためのコブ初心者のためのスクールです。
「俺は上手いぜ」「もう滑れるんだから早くもっとレベルの高い事を教えてくれよ」といった方の入校はお断りしております。
また、ガンガンスピードを出してコブを滑りたいという方も当スクールには向きませんので、入校をご遠慮ください。
コブ斜面に初めてトライする方や、ゆっくり安全に滑りたい方にとっては、レベルの差というのは非常に気になるものです。コブ初心者の方が安心して練習できる環境作りにご理解をお願い致します。
- 恐怖心と相談しながら、まずはコブにチャレンジ
- 低速を維持して連続してコブを滑走できるようになる
- スピードコントロールを重視した美しいターンへ
といったように、当スクールの最終目標にスピードアップはありません。
美しく、優雅で、なにか鼻歌でも歌い出しそうな雰囲気で安定してコブを攻略する事を目的としたスクールです。
スキーを上達するために、コブを滑ろう
コブ斜面を滑ることには、整地では味わえない様々な感情を得ることができます。
コブ斜面にチャレンジする事自体にちょっとしたドキドキが、滑れなかったコブ斜面を滑れるようにな ることには大きな達成感が。
こういった経験が整地に比べ多く得られるのがコブ斜面へのチャレンジです。
こうした事から、コブ滑走には難しいからこその「何度もチャレンジしたくなる」「一度ではクリアできない」といった、ちょっとした中毒性があると同時に、繰り返し練習が多く必要にな るため、何度もスキー場に通ってしまうスキーヤーを育てることで、スキー場のファン作りにも貢献していきます。
低速での基本固めとコントーロルを重視し「安全で美しい」コブ滑走へ
初級クラスはもちろんのこと、中級クラスにおいても、暴走して大転倒という状況にならないようなスピード領域を守り、安全第一でお客様が道具の操作や滑走スピードをコントロールしきって滑れるようになる事を目標としています。
タイム競争に勝つことや、アグレッシブさなどは犠牲にし、お客様に生涯スポーツとしてスキーを、コブを楽しんで頂くための提案をする事に主眼をおいています。
指導概念「安全で楽しくためになるレッスン」
- なんと言っても安全が第一
- 安全でないことは絶対に避ける
- 恐怖心を持つ
- 楽しさの勢いに任せない
- 少しずつテストする
- 投げやりにならない
- 楽しくなければためになっても続かない
- ためにならなければお金を払ってもらえない
指導態度「お客様と人間として関わるレッスン」
- レッスンは人間と人間との関わり合いである。
- いつも明るく前向きな姿勢で指導する。
- 相手の立場になって考える。
- 個人としてお客様を尊重する。
- お客様は神様ではない。
- 人として間違っている時は注意する。
- レッスンがつまらないのはお客様のせいではない。
- 居眠りを叱っていいのは学校の教師だけである。
- 居眠りをされるインストラクターに問題がある。
指導時の配慮
- レッスン開始8分前には集合場所でお客様を待つ。
- 今日の目的、目標を必ず確認し、スタッフと参加者間で共有する。「今日のレッスンの目的は・・」「今日のレッスンで得て欲しいことは・・」
- あらゆる誤解や理解不能は、目的を失った時に起こりやすい。
- 参加者全員と共有することで、誤解があった時に別の参加者が方向を正してくれる事がある。
- お客様の意見を積極的に聞く。ただしその日のレッスンの目的を忘れない。
- ゆっくり大きく明るい声で指導する。早口にならない。焦らない。詰め込みすぎない。
- 一つの注意点に集中させる。
- 一つの問題を多角的に説明する。視点を増やす。逆方向から見てみる。
- 親しくなるべきだが必ず一線を引く。(タメ口になるくらい緩くさせない)
- 政治・宗教・贔屓の話題を避ける。
- わからない質問は正直にわからないと伝え、後から調べてから伝える。休憩時に解決し、午後のレッスンで伝える。または後日メールや電話で必ず回答する。
- コースでは必ず端に止まる(並ぶ・休む・講義する)
- お客様の上で止まらない(横や下で止まる。雪をかけない)
- お客様が他のお客様の上で止まらないようにも参加者全員に声がけする(お客様同士の衝突を回避)
- お客様はゲレンデの外側、インストラクターは内側に並ぶ。
- お客様に聞かれた事をスタッフ間で共有する。(要求の共有)
避けるべき話題
これらの話題を遠慮なく話すようになったら、一線が引けていないと判断する。プライベートな時間を共にする場合は特に注意する。
聞き入れる事はできないが、重要なお客様の声
値引きに関する要求があった場合「私はレッスンに満足していません」と同義と考える。つまり、決して適正価格が誤っているのではなく、自分の提供するレッスン、サービスに疑問をもたなくてはいけない。
そもそも当スクールの回数券は安い。どうしたら値上げできるかを考える。
コーチへの配慮
- 他のコーチの意見や滑りの理論を積極的に理解し取り入れる。インプット(理論だけではなく、伝え方、喋り方、感覚、経験則etc)
- 自分の考えがある場合はまずはスタッフに伝えてみて反応をみる。アウトプット
- 他のコーチが間違っていると感じた場合でもお客様の前では注意しない。
- お客様の前で他のコーチの批判は言語道断(発覚した場合はインストラクター契約を解除する)※本人と会話すべき事でお客様を絶対に関わらせてはいけない。
- お客様の前で同業者の悪口を言ってはいけない。※自分の価値を下げるだけである。「あの方もがんばってますね!私達はもっと頑張ります!」で良い。
- 他のコーチの滑りの良さを見つけ、お客様の前で積極的に褒める。
- コーチ間での挨拶を忘れない。
- 終業前にコーチ間でミーティングを行い、レッスン内容の共有をする。グループLINEでも共有する。(大部分レポートで代用)
原則と基本「真っ直ぐ滑る(曲がる)止まる」
- 真っ直ぐ滑る(曲がる)止まるをスキーの基本とし、全インストラクターで基本の共有をする。(絶対認識)
- テーマ「足場作り」「はじめてのコブ」の内容を最も大切にすること。
- 基本ができていないお客様には無理をさせない。
- ゴールを定めてスタートする。(1コブ(左右交互に)、2コブ(できれば逆スタートも)、4コブ、6コブ・・2コブ以降は偶数、ただし偶数だと他のスキーヤーとゴールが干渉する場合などは臨機応変に)
- スキーの最低限の目的はA地点(スタート)からB地点(ゴール)に移動する事である。そのために必要な事が基本である。
- どう滑りたいか?は枝葉である。
- 枝葉は基本ができてから。
少しの挑戦と手に届きそうな課題
- まったく挑戦のないレッスンはつまらない。
- 安全性を見極めた上で、小さな挑戦をしてもらう。
- 今までやったことの無い動作をさせてみる。
- ちょっとワクワクさせる。
- 知的好奇心をくすぐる。
- 課題を与え、克服するためのドリルトレーニングを用意する。
- 小さな成功体験を積み上げてもらう。
- 全力で褒め、課題の提供を忘れない。
- お手本の滑りを魅せる。(魅せられるように自身の技術向上を忘れない。)
「情報が溢れたAI時代」におけるスキーインストラクター
世の中には情報が溢れ、スキー技術に関する情報も検索すればすぐに情報を得る事ができます。そして、AIの学習能力はとても早く、スキーに関する質問に対し何でも答えてくれる未来がすぐそこに迫っています。
そんな中、スキーインストラクターの仕事はどういう方向に向かうべきでしょうか?
昨今、スキーレッスンの技術偏重に拍車がかかっているように感じます。
様々な技術に関して、「何が正しいか」の議論が多くなされていて、 私達も、この情報過多に負けないよう、より多くの技術的な情報(引き出し)を増やしていく事が必要になります。
しかし、これだけでは必ずこの仕事はより情報を持っている人(AIを含む)に必ず負ける事になります。
そこで、私達にとって技術的な情報提供以上に大切になるのが以下であると考えています。
1)スクールの世界観
スクールがどういう考えでスキーを教えているか。スキーの正解というのは、どう滑りたいか?の問いが変わると答えも変わります。
これが正しい!という押し付けがましい態度ではなく、多様性を認め、お客様がどう滑りたいかを積極的に知ろうとする態度が必要です。お客様の要求というのは、お客様の会話の中から知ることができます。
お客様がなりたい自分になれたらそれが正解になります。
お客様の主観、思いなどによって多くの正解がある。
この複雑さがAIを遠ざける一つの方法になります。
- すべては要素(カービングという要素、スライドという要素、抜重という要素、荷重という要素)
- 正解はグラデーション(要素の強弱で様々な滑りが生まれる)
- いかにお客様に満足して頂くかと考えた時、技術伝達も選択肢の一つに過ぎない。
- あらゆる状況において汎用性が高い技術が一つの正しさ
- 鼻歌を歌っているかのような楽さ
- コブを生涯楽しみたい
- 一生学び続けたい。チャレンジし続けたい。
- 相手へのリスペクトを忘れない。(技量の差で優劣をつけない)
▼私達が提供するテーマもグラデーションの一部でしかないと認識しましょう。お客様が66F色になりたいと言ったらそれが正解である。

2)インストラクターの個性・経験則・物語
熱意、明るさ、愛嬌、話しやすさ、聞いてくれるという態度、一緒に悩んでくれる、優しさ、厳しさ等、ある時は答えを決めずに、あーでもないこーでもないと、お客様と一緒に考えて、試してみるのも良いのではないでしょうか。
そんな時間の共有が大きな価値となります。
例えば、初級1〜2のテーマで大切な「横スライド」があります。
皆さんにとって横スライドに対する思い出はないでしょうか?または、今現在横スライドに関して悩んでいること、難しく感じていることがそれぞれにあるはずです。
そんなお話や、経験則が唯一のレッスンを作り出します。
そうすると、講師Aの横スライドには、Aの物語が付与され、講師Bが教える横スライドにはBの物語が付与されます。これがAIを寄せ付けない、差別化となります。
各テーマに皆さんの思い、経験則、失敗談、苦労話、物語をのせて伝えましょう。
ただ技術を伝える、ただ上達だけが目標といったスクール運営が成立しない時代がやってきています。 今がまさに時代の転換点です。
3)その日の状況を楽しむレッスン
硬いアイスバーン、新雪、圧雪が綺麗な日、深雪、自然の中で行うアウトドアスポーツであるため、状況は毎日異なります。ベースとなる技術はどんな状況でも使える技術を伝える事が基本となります。
それに加えて、その日の状況を楽しむこと。状況に応じたケーススタディを入れ込むこと。が大切になります。
素晴らしい新雪が目の前にあるのに、ネチネチと整地の練習からはじまったらどうでしょうか?本来であればお客様のテンションはガタ落ち・・「一本パウダー滑りましょうか!」が自然。
現実にはお客様のテンションはそんなに下がらないのですが、その事自体に大きな問題があるとも言えます・・
スキーインストラクターの仕事とは何か?を今一度考えてみましょう。スキーをもっと好きになってもらって、長い間スキーを楽しんでもらうこと。スキーファンを増やすことです。
いくら正しい事を伝えても、つまらなければインストラクター失格であり、スキーをつまらなくさせるという業界にとってマイナスですらあります。
昨今、私達も含め、こういったスクールとインストラクターが増殖していると感じています・・もしくはこういうスクールが増殖したからスキー人口は右肩下がりを続けているのかもしれません・・
今から、Directlineからこの流れを変えましょう!
個別方針2. 事故・保険に関する方針
当スクールは株式会社ライフアシストを代理店とし、以下の3つの保険に加入する。
いずれもレッスン時間内に対応した保険です。フリー滑走時や休日にも対応できるよう、各自スキー保険の加入もお願いいたします。
1)お客様の傷害保険
お客様の怪我に対する保険は1日300円で原則強制加入して頂く。 ただし、お客様が拒否された場合は、直ちに了解する。
・コブレッスンは保険料を別途徴収しない。(レッスン料に含まれる)
・キッズレッスンは保険料を別途徴収する。
2)賠償責任保険
インストラクターが訴訟を起こされた場合に対応する保険
3)労働災害保険
インストラクターが勤務中における事故や怪我に対応する保険(社員は労災に加入していますが、非常勤の方にも対応するため別途民間保険に加入しております。)
事故発生時の対応
事故が発生した時は、慌てず、落ち着いて、次の処置を行う。
1)損害拡大の防止
怪我人の状態を確認し、可能ならば安全な場所に避難させるが、無理には動かさないこと。 自力でセンターハウスまで戻れるなら一緒に戻る。必要ならパトロールへ付添、病院の紹介などを行う。移動が無理ならば、ゲレンデ上部にスキー板で目印を立て、パトロールの応援を要請する。
2)相手の確認
怪我人だけでなく、衝突などで相手がいる場合は両者の氏名、住所、連絡先を記録する。
3)目撃情報の確認
目撃者の住所、氏名、連絡先、目撃情報の記録
4)内部報告
事故が発生したことと、状況を休憩時にエリアマネージャーまたはスクール責任者に報告する。事故の内容はグループラインで共有し、再発防止に努める。
事故発生⇒現場対応⇒お客様対応終わり次第エリアマネージャーへ報告⇒当日18時までにエリアマネージャーがグループLINEへ報告共有
5)事故受付票に記入
保険を使う使わないに関わらず、事故受付票に発生時の状況を記入しておく。
6)経過確認
2日後を目安に、その後の経過をお聞きして、必要ならば保険の手続きを行う。
個別方針3. スキー場に対する方針
スキー場あってのスクールで有ることを忘れず、感謝の気持ちを込めて応対する。
- スキー場関係者へ感謝の気持ちを込めて挨拶する。 「おはようございます」 「ありがとうございます」 「お先に失礼します」
- リフトに乗る時は必ず挨拶をしストックは外側にまとめて持つ。 「お疲れさまです。」「お願いします」
- スコップやドリル等の取扱には十二分に注意を払う。絶対に落としたり流したりしない。物を持っている時は絶対にスピードを出して滑らない。
- バリアテープやロープをくぐらない、飛ばない、ネットを越さない。スキー場ルールの厳守
- 従業員食堂などスキー場の従業員サービスを共用利用する場合は、利用ルールを厳守する。(無銭利用や、お客様に利用させるなどした事で出入り禁止になった事例あり)
- 雪は外で落とし、室内やトイレに雪を落とさない。
- 借りた備品は必ず返す。
- 売上と入校者数で貢献する。
- スキー場の関係者と揉めない。
- 意見したい時は、一人で判断せずエリアマネージャー、社長と相談してからにする。
- わからないことはわからないとし、回答を避け、後日改めて回答する。
- スキー場と問題があった場合は、エリアマネージャーに連絡し対処する。
スキー場におけるスクールの役割とは?
売上と入校者数(数字)で貢献することはもちろん、スキー場におけるスクールの意義は「ファン拡大活動」と考えております。
スクール入校者は1日インストラクターと時間を共有するため、レッスンが楽しければ、素晴らしい1日となります。そして繰り返しスキー場に通ってくれます。お客様と深く関わり、長い時間を共に過ごし、ファンになってもらう。スキー場内でこの活動をできるのはスクールスタッフのみです。よって、スキー場にとってスクールとは「ファン拡大」「リピーター拡大」活動であると言えます。
個別方針4.営業と集客に関する方針
お客様に商品やサービスを買って頂くための行動を「営業」 そのお客様を集める行動を「集客」と定義づける。
正しいサービスを行い、正しい報酬を頂く。これが正しい姿勢である。
正しいサービス活動は、面倒くさく、手間がかかり、時間がかかり、無理難題が多いことを肝に銘じる。(金をかけずに手間をかけよ)
営業とは、オンラインオフラインを問わず、誠心誠意をもってお客様に接し、お客様のためを想い、お客様との人間関係を自然に築き上げることである。
売り込みではなく、人間関係の構築である。
1)営業
1−1 現地で会うお客様にリピートして頂く
最も効果的で、力を入れるべきで、これが無ければスクールは絶対に繁栄しないといって間違いないのが、レッスン参加のお客様にもう一度参加して頂く事です。 お客様との信頼関係を作り、過不足なくサービスの案内をする事で、次回の予約へとつなげます。
※思い通りに経済的成果の上がらな場合はこの事をまず最初に見直すこと。
・今回のレッスンでは、この部分を習得する事ができました。次回はこの部分もぜひ強化しましょう!
・この部分が課題ですね。自主練習に使用してほしいのはこの動画ですのでぜひご利用ください。
もっとシンプルだと・・ ・
またぜひ一緒に練習しましょう!
またのご参加をお待ちしております!
今後もあなたの上達に貢献させてほしい!ということは必ず伝えること。伝える事をためらわない。伝えて嫌われるリスクよりも、伝えずに「この先生は私にもう来てほしくないのか?」と思われるリスクの方が大きいと考える。
1−2 より濃いファン層を掴む メルマガとLINE
現地でのリピーター作りの次に大切なのがメルマガとLINEの配信となります。わざわざ個人情報を提供してくれた方は、そうでない方に比べスクールへの興味関心が高いという事になります。ここでの文章力が営業力そのものであると言えます。 メルマガ(LINE)、現地で行う信頼構築と販売活動が営業、メルマガ(LINE)にお客様を集める事が集客ということが言えます。 より濃いファン層とは、以下の2つと定義する。
「メールマガジンに登録している」
「LINE公式アカウントで友達になっている」
上記2つのいずれかに登録して頂くために、ホームページやYoutubeへのアクセスを増やそうとしているんだという認識をもつこと。
LINE公式アカウント、メールマガジンの活用頻度を上げる。(人間関係の構築に務める。お客様に役立つ情報の案内を中心とする。信用残高を忘れない。信用残高がある状態で販売の案内、営業を行う。)
こんにちはさようなら方式
2)集客
2−1 基本はホームページ(集客と営業をかねる)
お客様が商品やサービスを探す場合、悩み事を解決したい場合に使うのが検索エンジンになります。まだ出会っていないお客様との最初の接点を作るのも役割であり、ブランドイメージを作る意味もあります。
当スクールの大きな3つのキーワード例
「あのスキー場にコブ斜面あるかな〜?」「コブ斜面+スキー場名」で検索 ・・全国のコブ斜面情報を集める
「コブの滑り方のコツってなんだろう?」「コブ斜面 滑り方」で検索 ・・お客様の声とレッスンレポート記事で検索ワードを盛り込む意識を持っておく。 お客様の声とレポートの数はスクール選びの信頼度にも関わるため、日々積み重ねる。
「コブの滑り方で見本になる映像は無いだろうか?」「コブ斜面+動画」で検索 ・・youtubeへのハウツーアップを活性化し、サイト内記事にも埋め込む。
2−2 Youtube
強化ポイント
日々のレッスンレポートをYoutubeにアップする形をとれないか?
2−3 SNS
まず、ホームページへの記事投稿または、Youtubeの投稿があり、 この2つを拡散するために、Facebookを使用する。優先順位は低くて良い。 ※記事を投稿しシェア
シェアでなくても、動画や画像をアップしURLを記載するパターンでも良い。 instagramは投稿からのURL誘導が効かないため、youtubeにアップした動画や画像をそのまま投稿する。
2−4 広告
・広告は効果測定ができるものに限定する。 ・インターネット広告を基本とし、Youtube、Facebook他SNS広告を適宜使用する。
・売上年計の上昇傾向にある商品に集中投下する。
・広告出稿の時期は11月〜1月(引き伸ばしても2月まで)とし、期間内に年予算を一気に使う。3月〜10月は一切出稿しないこと。
価格の変更
・値下げをしない。
・無料サービスをしない。
・サービスを加え、値上げする。ただの値上げは避ける。ただし、満席率90%を目安に、ただの値上げを行っていく。
個別方針5. クレームに関する方針
クレームとは、当社の商品やサービスのあり方について不満や苦情を訴えている悲痛な声であり、私達の至らぬ点を教えてくれる「ダイレクトな天の声」である。
お客様が困っていることはすべてクレームである。多くのお客様は何も言わずに私達のサービスを買わなくなる。レッスンに来なくなる。
クレームが発生したら
他のすべての業務に優先して処理にあたる。
- お客様に言い訳をしない。
- クレーム処理にかかる費用を惜しまない。
- どんな小さなクレームでも第一報を受けたものが直接社長に報告する。社長不在の場合は各エリアの責任者に報告し、社長には連絡がとれ次第報告する。
- お客様の勘違いやお願いしたい点があれば、お客様の怒りが静まったのち、私達の対応策を説明し、理解を得る。
- クレームを起こした者の責任は追求しない。しかし、クレームの不報告、連絡遅れなどの怠慢は厳しく追及する。 クレーム不報告の罰則(社員の場合、1ヶ月間基本給50%減額及び賞与全額カット、非社員の場合、1ヶ月間、日当50%減額)
- 原因を究明し、再発防止の具体策を共有する。
石の上のサービス
「石の上にも3年」どんな理不尽な顧客にも3年我慢すれば私達の誠意が必ず伝わる。
個別方針6. 組織・報酬に関する方針
すべては「顧客にとって何が一番か」によって決まる。という基本方針のもと、当スクールは徹底した現場主義をとる。
給与・報酬
社員
月給25万円スタートを基本とする。
賞与は年1回、決算賞与とする。(労働分配率40%以内の範囲で年度毎に決定する。担当スキー場の粗利益の40%を総人件費「交通費等も含む全人員の総支給額」に充てる基準で査定する)
勤務地:長野県北安曇郡池田町(冬季は、長野、群馬、岐阜で移動あり。夏季は農業が主体)※現在2名募集中
シーズン契約社員
一月あたり25万円を最低保証額とする。
エリアマネージャーとスクール責任者には、担当スキー場の営業利益の20%を別途手当として支給する。(エリアマネージャー10%、スクール責任者10%)※交通費支給無し
FC契約
加盟金を支払うことで、FC契約を結ぶ事が可能になる。
加盟金の金額は直近3シーズンの平均シーズン売上高と同額とする。※詳しくはFC契約書を参照
非常勤スキーインストラクター
非常勤スキーインストラクターは、最低日給を10,000円とし、実績に応じて、最大1日30,000円まで支給する。交通費支給あり。※常時募集中
アシスタント及び研修生
一人でレッスンを担当できるようになるまでの間、アシスタントとしてレッスンに同行して、お客様とのコミュニケーションをとったり、レッスンの展開を学んで頂きます。給与・交通費は発生しませんが、リフト券が支給されます。※常時募集中
旅費交通費
自家用車で通勤している場合には、1kmあたり16円の交通費を支給する。 また、レッスン開催において宿泊が必要となる場合は、スクールが宿泊場所を決め、費用はスクールが負担する。
有料道路代は、往路はレッスン前日または当日の領収書と引き換えに、復路はレッスン当日の領収書と引き換えに、スクールが負担する。精算は翌月の報酬の支払い時期と同時とする。
プロ主義
プロとは自分の成果に責任をもてる事である。
性別、学歴による差別をしない。
年功序列など、実力に関係のない人事を行わない。
昇給、昇格、賞与の査定基準は、実力主義、貢献主義とする。
休日・休暇
当社の出勤は全日シフト制で、休日は週二日とする。
季節の間に1週間程度のまとまった休暇をとり、夏季休暇、冬季休暇の代わりとする。 例)11月下旬旬の1週間、5月上旬の1週間など、相談の上決める。
有給休暇は法律の通り定める(労働基準法39条7項)
その他
スクール関係者およびその家族の不慮の災害時には全社をあげてこれを救済する。
当社の思い
当スクールは、「スキーインストラクターを職業選択の一つに」という目標を掲げ活動しております。就職先としてスキースクールを選んで頂き、スキーインストラクターとして通年で働ける環境作りを行っています。スキーという季節変動の大きい仕事柄、動画制作事業や、夏季の農業など、季節変動を打ち消す活動も推進しております。関わる皆さんがスキーインストラクターという会社を作り上げていくことがミッションの1つでもあります。
個別方針7.ルールとマナーに関する方針
罰則のあるものがルール、罰則のないものがマナーと定義する。
当社が保有する情報、お客様、インストラクター及び全ての関係者が、現在関係している事には、当社の貴重な時間と費用と手間がかかっており、これらは明確に当社の財産であり、それらを許可なく使用したり、批判したり、第三者に開示したりすることはいかなる理由があってもできない。その事をよく理解した上で活動を行うこと。
ルールと罰則
契約解除
- お客様や第三者(当社のインストラクター以外の全ての人物)に対して、当社のインストラクターに対する批判的言動をとる行為(SNSなどのオンライン上での発信も含む)
- お客様や第三者(当社のインストラクター以外の全ての人物)に対して、当スクールに対する批判的言動をとる行為(SNSなどのオンライン上での発信も含む)
- スキー場に対する方針に違反した場合
社内の批判や意見は社内で議論すべき事であって、お客様や部外者を関与させてはならない。そのため、上記行為が合った場合は契約に内容に関わらずインストラクター契約を解除できることとする。
減給(6ヶ月間報酬50%カット)
- 当社の許可なく、お客様と個人的にやりとりをし、レッスンを行う行為
- 当社の許可なく、当社のお客様に対して他のサービスや商品を販売または提供する行為
レッスンで出会ったお客様は、例外なくすべて当社のお客様(当社が様々なリソースを投下して得たお客様)であり当社の財産です。そのお客様とどれだけ馴染みになっても決してインストラクター個人のお客様ではない。特にエリアマネージャー、スクール責任者は、担当会場のインストラクターにその事をよく説明し理解を得ること。
減給(1ヶ月間報酬50%カット)
- クレームの不報告
- 当社の方針書及びメソッドを部外者に見せる、伝える、配る等の行為(URLを知らせる、口頭で伝えるなどいかなる方法も許可しない)
その他、当社に損害を与えるような行為が合った場合は、都度判断し、上記のいずれかに分類し処分する。
マナー
個別方針8.その他の方針
その他の方針では、随時必要なものを追加しております。
(2025追加事項)
定員に関する方針(飛び込み参加における注意)
定員は原則9名以内とする。
グループレッスンを1クラス10名以上でレッスンをしてはいけない。
満席状態で、飛び込み参加が来た場合は必ず断ること。
「9名と10名は一緒だから大丈夫か」ほぼ問題なく対応できます。
「10名と11名は一緒だから大丈夫か」確かに対応可能です。
「11名と12名は一緒だから大丈夫か」何とかごまかします。
一時が万事、この問題点は、何とか対応可能な事によって際限がなくなる事です。満席になる前にと急いで予約してくれた方、回数券を買って予約してくれた方、事前予約していた方の立場になって考えてみましょう。
目の前の売上をとりにいって、リピーターのお客様の信用を捨てる行為です。リピーターの方をいかに作っていくかがスクール運営で最も大切です。短期で小さな成果を上げて長期では倒産に向かって爆進している姿がここにあります。
受付に関する方針(飛び込み参加における注意)
何らかの理由で参加させてあげられなかったケース
参加できなかった主な理由と対処
- 決済方法・・決済手段が無い場合、名前、電話番号、メールアドレスを聞いて後払いしてもらう(後日メール送信でのオンライン決済を行って頂く)
- 回数券を購入するか悩んでいる場合・・まず1日料金で参加してもらう。レッスン後、その日のうちに回数券購入を決定してもらった場合、代金から本日分のレッスン料を差し引く。その旨をお客様に伝える。
※後払いにおいては「後で料金をお支払い頂けなかったら・・」と言うことは考えなくて良い。参加したのに料金を頂けなかった場合と、参加して頂けなかった場合、結局はどちらも売上ゼロである。
上記の2点をまとめると、
飛び込み参加によって、10名以上になる場合は必ず断ること。9名以内に収まる場合は参加費を頂けなくても参加させること。