今回のレッスンは、3月末で各地のスキー場でのコブレッスンが終了し、白馬五竜に揃ってのコブレッスンとなりました。
鷲ヶ岳からは松谷コーチが、尾瀬岩鞍からの小保内雅行に小保内祐一と3名体制でのレッスンです。
ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました!
初級1クラス担当:松谷より
初級1クラスはコブをゆっくりと安全に滑る為に必要な回旋をベースにレッスンをしました。
スライドでコブの真ん中を滑る時も、外を狙ってバンクの様なラインを滑る時も、回旋を使って自らスキーの向きを変えられる事がとても重要です。
回旋を素早く行う為には、伸び上がり動作を使って抜重する事も大切ですね。
また、コブの滑りの中では、バランスを崩されたり、切り返しが難しい場面があります。
踏み変え、ジャンプ、シュテム操作を積極的に使い、動ける自分を作って下さい。
▼例えばこの動画のウェイトシフトも動ける自分作りとして大切なドリルですね。
「とっさのときに動けない」次のコブにアクションをおこせないのは、まずいですよ。
初級の間に、動ける自分を習得しましょう!
と、その前に、今日は初級1でした。
皆さん、そこそこ滑らる方でしたので、少しレッスン内容が進みすぎましたが、 まずは止まる。これ重要!
1ターン停止
斜滑降停止。
ひとコブひとコブ
停止。停止。停止。▼ホッキーストップ
この意識は、これからも、しばらく持ち続けたいです。 何時でも止まれる。自信が少しずつコブの滑走を上達させてくれるはずです。
今日もザブザブの雪のでしたが、皆さん、それぞれの安全速度をキープしてコブの滑走ができていましたね。
初級2クラス担当:小保内祐一より
今回は、スピードを維持して滑るをテーマにレッスンさせて頂きました。
横スライドでも縦スライドでも、バンクターンでも、スタートからゴールまでスピードを維持する(オーバースピードにならない)ために何をすべきか?
これを、コブの状況を見極めながら、「このコブではこのコントロール方法を使おう」「こっちのコブではこれ」といった具合に判断、選択していけるようになるのが目標ですが、最初はなかなか・・ですね。(とても難しいことです。)
最終的にそういった選択ができるように、バンクターンと横スライドが混ざったようなスピードコントロールを練習すると、
・スライドを使ったコントロール
・横移動を使ったコントロールの両方の能力を高めることができ、一石二鳥です!
これはバンクターンですか?スライドターンですか?という質問もよく受けますが、その両極端な区分けした考え方をやめてみましょうか〜。
バンクを使ったターンでも、ズレは使いますし、ズルドンも横移動を使う事でターンに見せることができます。
どちらも進化させていくと「ズラシのダイレクトライン」になります。
つまり、結局ゴールは一緒になるということになります。
同時に、どちらかが欠けているとゴール(当スクールで考えるゴール)へは近づくことができません。
コブの上達で頭打ちを感じている方は、ぜひ初級クラスにもう一度戻ってみてください。
欠けていた何かに気づけるかもしれませんよ〜!
白馬五竜でのコブレッスンは4月下旬まで毎週開催中です。残り日程、満席の日程が多く、残席がかなり少なくなってきております。雪融けも早いので、お早めの受講をお願い致します。
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