Q:どのくらい身体を谷川に落とせば良いの?A:ストップで「おっとっと」となって谷ストックで身体を支える位 2026/2/23鷲ヶ岳コブレッスンレポート

2026.02.23 鷲ヶ岳
初級1 コブの基本(1)横スライド
担当 奥谷 満

 横スライドは、コブを安全にゆっくりと滑り降りる基本のズルドンのベースに成るスライドですから、しっかりと仕上げて身に付けて下さい。

 横スライドの定義は、スキーをフォールラインに対して、直角の90度から45度迄のスキーが大きく横を向いた状態でフォールラインにスライドして行く事です。

 基本ポジションでフォールラインに外向を取って、フォールライン方向から見て、ブーツ、腰、頭が一直線に成る様に。また、スキートップ方向から見た際は、谷スキーの上に有る。または前傾が掛かっていれば、谷スキーよりもさらに谷脚に有る状態で、スライドして行きます。

 顎をあげて、フォールライン方向の目標をしっかりと見てスライドしましょう。

 山側に重心が残って、エッジ開放でスライドさせると、ブレーキの甘いスライドに成りますし、今日の様なグサ雪では、逆エッジでスッ転んでしまいますよ。フォールライン方向に重心を移動させて身体でスキーをスライド落下させ続ける意識でスライドすれば、谷スキーに重さもしっかり乗って、グサ雪でも負けず、逆エッジに成るのも防げますからしっかりと意識して下さい。

整地で重心を谷側に落とせなければ、コブでは恐怖心が強くなるので、絶対に重心を落として行けません。

スキーは重力を利用した落下運動です。

重力には、自分の体重を使いますので、しっかりと重心を落としてあげれるように成って下さい。

 ホッキーストップで「おっとっと」となって谷ストックで身体を支える位です。

その体勢でスライドして行きましょう。

山側に「おっとっと」で山ストックを突くのは、山倒れしている証拠ですから、絶対にNGですよ。

ホッキーストップ急停止で、雪しぶきを下の方に沢山飛ばす感覚で行って下さい。

次は、45度でホッキーストップ急停止を掛ける。横下方向に雪しぶきを沢山飛ばして下さいね。

完全停止はしませんから、そのまま横下移動してまた逆方向に45度ホッキーストップ。

この時、たいていの方は、きちんとおへそが谷太腿に近づく様に動きます。

このポジションこそが、スキーのターン中、コブを滑っている時、コブに当たる時の姿勢ですから、この時の足、腰、脇腹の感覚をしっかりと覚えて、滑走中に再現させましょう。

 横スライドは上体を谷側に向ける外向をしっかり取りたいので、スタンス幅は広めで大丈夫です。スタンス幅広めので外向を取ると、山スキーは前に出ます。スライド中はスタンス幅広め、スキーの前後差が大きくても良いのですが停止するときは、スタンス幅を無くす。谷ブーツの踝に山ブーツの踝を「ガツン!」とぶつける位の勢いでスタンス幅を無くします。当然スキーの前後差も無くなります。

腰下にブーツを収めるや、スタンス幅、前後差を消し込む動きです。そこで停止する際にピボット操作の邪魔にならない様に谷ストックをスキーテール側に、また遠くに突きましょう。この姿勢は、逆捻りも強くなり、ピボット操作準備完了の姿勢に成ります。後は、身体を落とせば、スキーはクルッと回ります。

ピボット操作は、次のテーマに有りますので、ここでは詳しくお伝えしませんが、横スライドは、スライドから消し込み停止迄をパッケージとして練習して下さいね。

 本日もレッスンにご参加下さり、有り難うございました。

また一緒に練習して下さい。

奥谷 満

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コブ斜面を専門にしたスキーインストラクターとして25年以上の活動実績。Directlineスキースクール代表として、スキーインストラクターが職業選択の一つになる世界を目指し活動中。

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