コブを縦に滑る前段階として、整地の緩斜面の中にも縦の迎え角の存在を知る必要がある!2026/5/16月山コブレッスンレポート

2026/5/16
初級2&中級1
テーマ コブの基本(2)縦スライド&縦の迎え角
担当 松谷伸朗(諦められない男)

今日お伝えしたかったのは、足場、スライドバランス、迎え角です。

まず足場ですが、コブ滑走においては、足場がないと何も出来ないと心得ましょう!
足場からピボット操作。足場から密脚の切り替えし。足場からコブ裏を捉えるなど。終わりでもあり、始まりでもある足場は超重要です。

大切なことは、自分の身体の下に足があるということです。が、身体の下に足って聞いたことあるけど・・・。

そこで松谷のセルフチェックポイントは、
①片足で立てるかどうか。
②片足で前後左右上下のバランスを保てているかどうか。
③足首支点でつま先、踵を動かせるかどうか。
④へその下に足首を感じられ、足首を閉じ込められているかどうか。
⑤両足の両踝をへその下に閉じ込めて動かそうと出来るかどうか。
⑥両コマネチラインはキュッと締まっているかどうか。
⑦鼻、口、顎、喉仏の一直線のラインが足首に近づけていけるかどうか。
こんな感じなかな?まだあるけど(笑)。

コブでこれらの事を一気に意識することは不可能ですので、緩斜面の整地で良いので日常の滑りで常習化をして下さいね。

■直滑降スライドのバランス
直滑降時のポジションバランスは、テールが上がるポジション。足首がずっと引かれた状態で、へその下や、お腹の下に足首が閉じ込められているかを基準にしてみてください。胸が空を向きだしたり、おへそが前に抜けていくと危ないですよ。

■横スライドのバランス
トップとテールが同じ量上げられるバランスです。
スキーに頭が前傾してしまう、頭がスキートップに寄っていってしまうエラーが120%ですので、喉仏と谷踝の一直線。谷踝からレーザー光線発射した真っ直ぐ方向に、落下、移動ができる事、喉仏から足首を離さない感覚が大事です。

■縦スライドのポジションとバランス
横(平面)イメージの迎え角は、俯瞰的な視点で進行方向に対して付けたスキーの向きの角度の事です。
①迎え角ゼロはスキー幅と同じ10センチ前後のスライド跡が残る。
②迎え角45度は160cmのスキー板なら、理屈上は80cmのスライド幅残る。ことになります。

縦(立体)イメージの迎角は、高低差に角度をつける。俯瞰的な視点からはあまり変化がありません。足首支点で、つま先、と踵をシーソーのように扱うことで、縦の迎え角を扱う事が出来ます。スキーを横にしてスピードコントロール出来ない場合にも有効です。
平面的な回旋と、シーソーの様な縦の回旋を混ぜて使えると、難しいドルフィンターンの動きにも繋がっていきます。ドルフィンターンはが出来なくてもドルフィンターンの動きを知っておくことは重要な事です。

将来、上達して縦っぽく滑りたいニーズに、しっかり活かすことができますので、今のうちからチャンレンジしていきましょう。

縦スライドのポジション、バランスとは、直滑降のスライドバランスと、横スライドのスライドバランの間に無数のスライドバランスがあると言うことになります。なので、縦スライドは難しい。当たり前なのです。

横の迎え角しか存在しないスライドイメージだけでは、当然到達しにくいと思います。
緩斜面の中にも縦の迎角の存在を知り、複合的な迎え角、複合的な回旋をする必要がありますね。

相手は、3Dですからね。こちらも3Dにならないと。

練習は、スキー横向きからの片足直滑降経由の横スライドから、コブでは谷足リフトの山足ピボットのコブ裏停止をやりました。とても難しかったと思います。僕も同じです。
バランスが取りにくくて、失敗続きで面白くないかもしれませんが、楽にしいても失敗ばかりだと上達はゼロですよ。難しと簡単を繰り返しする事で成功体験を増やす事が大切です。

縦スライドを扱えるようになるには、コブ裏停止ドリルと、ハンズオンニードリルはしっかり抑えてたいですね。

また、ズルドンラインを主に使って、縦の迎え角を意識して滑りました。
トップよりテールが下にある状態。なれないバランスでしたが、コブ裏停止で平面的に回してしまって落下が出来ない。スキーに進行の主導権を握られてしまう、スキーと同じ方向に向いてしまうミスケースが多かったです。
縦の迎え角を意識したことで、少し改善されたように思います。

縦の迎え角は、トップのしなりを使ったダイレクトライン、出口で減速を促すヒールキック、縦の回旋などなどに繋がりますので、是非、意識を普段の中にとりいれていきたいですね。

月山のバリエーション豊富なコブ、上手くいったり、上手くいかなかったりだと思いますが、バリエーションのあるコブだからこそ、しっかり安定した足場とバランス、複合的なスライド回旋が要求されるのは間違いのないことですね。

本日も、コブレッスンにご参加いただきありがとうございました。また、来シーズンよろしくお願いします。

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松谷 伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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