日付:2025/1/30
クラス:初級2
担当:田中
テーマ:ブーツの真上に乗る〜逆ひねり
まずはウエイトシフト、踏みこむポジションに移動!引く動作を加えて!
ウエイトシフトをしなければ踏み込めません。板が離れたまま踏み込むと走ってしまいます。コブではより板だけ走ってしまうので、失敗の元です!
以下の動画のように片足で立てれば体重移動OKです。
踏めない方の足は引きが足りない、上体でターンを開始してしまうなどが考えられます。気をつけて練習してみてください。
踏めるポジションの確認をしてから逆ひねりの意識を加えていきました。
進行方向(自分の向き)と板の角度が90°に近くなればより大きな制動力を得ることができますが、進行方向と板の角度が0°に近づけば制動力は小さくなります。使い分けをして確実にスピードコントロールしていきましょう。
ご参加ありがとうございました!
日付:2025/1/31
クラス:初級2
担当:田中
テーマ:逆ひねり(ストップポジション)
整地での基本操作の習得のために
1)ウエイトシフト(踏めるポジションに移動/横移動だけでなく縦の移動も)
2)荷重(股関節をしっかりと閉じ踏めるポジションに。片足で立てればOK)
3)回旋(脚の回旋 踏めるポジションで股関節から回旋)
4)停止(上体がスキーと同じ方向を向かないように。進行方向と板の角度が~90°に近くなれば制動力最大)逆ひねりの姿勢です。
を行いました。
1)踏めるポジション確認のため→・次のターンの足を引き、踏みかえを行ってからターン、・次のターンのうち足を上げてからターン。を行いました。乗れない方の足は引けていない(ブーツの真上に移動できていない。)上体からターンを開始していることが考えられます。
踏みかえを行った後、小指から親指に重心が移動しながらターンをする意識があると、綺麗なターンができていました。小指を意識することで上体の回転によるターンの開始が抑えられました。
2)股関節にしっかりと体重を乗せることができればOKです。ブーツが前に出ている時に荷重をすると板が走ってしまいます。コブでの発射の原因にもなります。
3)回旋はウエイトシフトを行ってから!が基本です。上体からではなく脚の回旋を意識しましょう。上体を板と同じ方向に回転させると進行方向と板の向きが同じになるのでスピードアップです。上体の向きを板の向きと逆の方向に捻ることで停止(ストップポジション)につながります。
4)ストップポジションは3)での捻りによる結果です。板を回旋し続け、上体は板と逆に捻り続ければ強い制動力を得ることができます。ストップポジションはコブに当たった時の姿勢です。この時に山側の方が遅れていると飛ばされてしまいます。山側の肩を遅れないように、上体の前傾を意識して、コブに当たって板が回旋した時に上体が回らないようなポジションを体に覚えさせていきましょう。
今日のコブの状況ではスライドライン(ズルドン)での練習は難しかったため、バンクラインでの練習となりました。
最初にボーゲンで滑走しました。ウエイトシフトをした上体でコブのバンクに向かっていく。その時、「早くターンをしたくて上体から回転してしまう。」「コブのバンクに向かっていけない。」と手前の溝に吸い込まれてスピードアップしてしまいます。しっかりとコブに向かっていくと、バンク(コブ)によって板が回旋させられるのが感じられたと思います。板が回旋させられるには整地で練習したように真上に乗って股関節で踏めるポジションでないといけません!(踏めるポジションでないと体ごと回され、以下の動作が難しくなります。)
板が回旋させられた後は上体が回転させられず、4)のストップポジションに移行できるように3)の捻りを行います。この意識がないと板の向きに上体も向いてしまい発射!という状態になってしまいます。
パラレルでも1)〜4)の基本は同じで、上述のボーゲンでの外足に内足を揃えていきます。ですので、ボーゲンの練習でもしっかりと外足にのっていないとなかなか足を揃えることが難しくなってしまうので、気をつけてください!
これらの流れを一つにまとめた練習がレッスン中にも行った前傾ツイストになります。
長時間行える練習ではありませんが、実践的な練習です。基本練習と合わせて行ってみてください。
今回もご参加ありがとうございました!
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