
日付:2025.3.9
クラス:初級1
テーマ:はじめてのコブ
担当:関(み)
〈レッスン内容〉
コブの恐怖を感じる事なく「ズルドン」で低速・安定感を持ったコブ斜面滑走を目標としてレッスン。
【基本ポジション】
足首・膝・股関節の3関節を屈曲、その場でジャンプできるポジション。
上体はリラックスし、頭下げない。
【コブを滑る際の3つの要素】
★横スライド★
スキー板は真横、傾き、目線(ひねり)、スタンス幅、スキー板の前後差の基本姿勢。
エッジングを徐々に緩め、フォールライン(真下)へゆっくりスライド。(谷足荷重忘れない。谷手低く斜面下方向へ、山手はスキートップ付近へ)
★ストップ動作★
スタンス幅、スキーの前後差をなくしながら谷足荷重のまま(谷足荷重を更に強める)停止する。ストックは谷側テール寄りにつく。
★切り替え動作★
ストップ動作の谷足荷重+荷重状態から伸び上がり、またはブーツを引く動き(ひねり解放)。
スキーのトップがフォールラインに向くと同時に重心移動「未来の谷足(現時点で感覚的に山足)への荷重」を意識することでコンパクトな切り替え。
〇エクササイズドリル
・飛行機ドリル
(雪面の捉えを早くする。外傾・外足荷重の強化)
・ストックゲートドリル
(コンパクトな切り替え動作。斜度に適応した基本ポジションをつくる事ができる)
・リードチェンジ
(ターン始動時、山足を引いて外足荷重する。内倒防止、外向の強化)
・脇腹収縮
(スキーを履かずに上体固定し、ひねり「回旋」の確認。谷足荷重、外向傾の強化)
今回のレッスンは、今までにやった事の無い運動ばかりだったと思います。
「初めて経験した、何この滑り!!」
色々な練習をしてコブを滑ってみたら、あら不思議。
恐怖心の欠片もなく、上から下まで滑りきっちゃいましたね!
今後、コブを滑っていくうえで、迷ったら【基本ポジション】【コブ斜面を滑る際の3つ要素】を思い出し、基本に戻り再度トライしてください。
本日は、ご参加ありがとうございました。

日付:2025/3/9
クラス:初級2
テーマ:縦スライド
担当:関(ま)
①前後ポジション確認
足首・膝・股関節を【曲げて荷重】後傾になったらブーツを引いて股関節を前にリセット。
ブーツと股関節の前後位置関係を意識しました。
②横スライド
ゲレンデに対して板真横、谷方向へ体軸を傾けてスライド、さらに上半身の【傾き】を強め、谷足荷重で停止。
この時、板真横に対して上半身の向きが谷方向へ【ひねり】が発生します。
③切り替えし
板真横・谷足荷重で停止状態から、ストックをテール寄りに突き、ブーツ引き+トップ下げで【ブーツを股関節より後ろにセットした状態】(ブーツが股関節より前に出て停止した状態からリセット)の形を作ります。
板トップが谷方向へ落下したらすぐ外足の外側に体重移動し、そのまま外足が谷足となり荷重して停止。
ストックゲートドリルに挑戦して自然と切り替えしできた瞬間がありましたね。その感覚です!
●ズルドン滑り
スライド→コブにドン→切り替えし→停止
スライド(板をずらす)を必ず行うことで、スピードを制御します。
④縦スライド
斜め横方向へ荷重を強めたスライドを行い(板トップがテールより斜面下位置、板の角度をコブの溝に合わせる)
コブにあたり下方向へ、コンパクトに切り替えして逆方向にある次のコブへスライドする。
外足へ体重移動しながら荷重するイメージです。
●縦スライドでコブを滑る
縦スライドは横スライドよりリズムが早まります。スライドが無くなるとスピードが増して直接溝に入り、暴走につながります。
切り替えしたらすぐスライドしてスピードを制御しましょう。
股関節の曲げや身体の向き・傾きなど要素一つ一つの強化が必要ですね。
コブ攻略は焦らずに!
恐怖感が出ると腰が引け悪いサイクルが始まってしまします。
「これをやればあれができる」という自信が大切!良いサイクルにつながります。
例えば、素早く切り替えればスライドできるとか、ひねり傾きを強めれば暴走しないとか・・・自分のできることを一つずつ増やしていくことを心がけましょう♪
そして、易しいコブ、少ないコブ数からゴールを設定してクリアしていく!これが近道です。
ご参加いただきありがとうございました。

クラス:中級
テーマ:ボトムスライド
担当:小保内雅行
[レッスン内容]
今のテーマのボトムスライドは、溝深くで回旋する滑り方になります。
滑り方を順番的に考えると、横スライド、縦スライド、ボトムスライド、ウォールスライド、ダイレクトラインの順番で練習するのがベストです。
ですので、今回は横スライド、縦スライド、ボトムスライドの順番で行いました。
横スライドはテールに圧をかけるスライド、縦スライドはトップに圧をかけるスライド、ボトムスライドはトップからテールに変化するスライドになります。
テールばかりに頼り過ぎると、ボトムに入る前にスキーが横になり横スライドとなりますので、トップの圧をより意識した滑りを行って行きましょう!
今回最大のテーマは、捻りをどう作るか?
です。
上半身を使った捻りになると、山肩が後ろに残り股関節の向きが横を向きやすくなります。
そこで今回は、上半身の動きを一切無視し下半身だけで回旋や捻りを作る練習を行いました。
上半身をダラーンと脱力した状態でのツイスト。
これだけて、下半身の捻りが作られ横スライドで滑れることを感じたと思います。
上半身の向きは、下半身の捻りが出来ていれば完成します。
上半身で捻ろうとせず、下半身で捻る事を意識して行きましょう。
また、回旋も下半身の動きで!
上半身を使ったターンになると、身体が回りやすくなるので下半身でのスキー回旋も覚えて行きましょう。
ボトムスライドもそうですがコブの向きを見て、このコブだったらどの滑りが有効的かを考え練習するといいですね。
実際、縦のコブの時はボトムスライドよりウォールスライドの方がコントロールして滑れたと思います。
今回はウォールスライドまで行いましたが、コブの形状によって滑り方を変化させていくように様々な滑りを覚えていきましょう!
1つの滑り方だけでは、滑れないコブが出てきますからね!
ご参加ありがとうございました!
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