縦の迎え角の存在を知る事だけでもズルドンが少し進化する!2026/5/25月山コブレッスン


2026/5/25
初級2
テーマ コブの基本(1)横スライド
担当 松谷伸朗

コブ滑走の一丁目一番地の横スライドですが、簡単そうで難しいです。

今日はその原因になっているかもしれない縦の迎え角の存在についてレッスンをいたしました。

縦の迎え角といっても、縦に滑れ!と言う事ではありません。

整地でフォールラインに真っ直ぐ置いたスキーと、真横に置いたスキーの間には、最大傾斜ではない傾斜が無数に存在します。

斜めにスライドしてコントロールする縦スライドに繋げる前提として、この複合した斜面を、安定して移動する必要があります。

これが縦の迎え角の存在を知るということです。

足の動きとしては、足首をつかって踵の押し込み。難しい言葉では、足関節の背屈といいます。

感覚的に踵加重や、踵加圧といったところでしょうか。あえて加重や加圧の文字を使ったのは、踵に乗る荷の重さ荷重とは区別して考えたいからです。

ブーツの前後動、ドルフィンターンにも含まれると思いますし、新雪で潜ったスキートップが浮き上がってくるのも、縦の迎え角だと思います。

スキーを横に向けられない局面での、スピードコントロールや、足場づくりには、縦の迎え角知ること、使えることも必要ですね。

まずは、斜行で横の迎え角と縦の迎え角の作り方で変わる、足の感覚やバランスの違いを体感してもらいました。縦の迎え角意識が無いと、少し腰が回りそうな気配があったんじゃ無いでしょうか。

その次に、スライド回旋停止の後半に、縦の迎え角を意識してみました。いつもよりシャープにスキートップが切れ上がり、停止姿勢も安定したと思います。

コブの中でも、縦の迎え角を横向けに使って練習しました。
はたからみると横スライドにしか見えませんか、テールで雪を削る感覚も少しあったと思います。

僕には、いつもより安定感のある横スライドに見えましたよ。

縦の迎え角を使う意識があると、足元を引く動きも理解しやすですね。

縦の迎え角を横向きから、斜面下方向よりに使っていけばヒールキック、縦の迎え角でスキートップで使うとダイレクトラインにも繋がるのだと考えます。まだまだ、未来の話かもしれませんが、今から知っておくことに邪魔にはならないと思います。

初歩の縦の迎え角の前半はリードチェンジで理解してもらいました。
前後差を入れ替えるリードチェンジは、自然にトゥピースの前あたりが、プレスされ、しなるような感覚があると思います。ブーツを引いて撓る、詰まる、これも縦の迎え角による抵抗だと思います。

 

リードチェンジでへそ下に足首を閉じ込め、ストックゲートドリルもしました。
腰幅の中でもいいですが、へそ下の直下に足首となると、スキーから身体が離れるミスにすぐ気づく事ができます。

縦の迎え角を使おうかな。と思うだけで、ヘソ下でやったストックゲートドリルは、ひと味違ったのではないでしょうか。

 

とどめは僕のオリジナルの山小指抜重からのめくり上げ、斜め前からくる抵抗に抗う足の型です。
壁の後半にせり上がる時のイメージにも役立ちます。
これは斜め前の迎え角ってことになりますかね。この斜めの迎え角、山小指のめくり上げで、切り替えしからスムーズに、スライドポジションに移行出来る気がします。

これからも、いろいろと皆さんに響く、僕の言葉でイメージしやすく伝えいきたいと思います。

今日は、たくさん、いろんなコブを滑りましたね。シーズンも終盤なので、今日は皆さんでコブを愉しみたかった。あまり基礎練習しなくてゴメン。

それぞれに、課題はありますが、また一緒に練習してください!

本日もご参加ありがとうございました。

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松谷 伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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