
2026.02.18 鷲ヶ岳
初級2 コブの基本(1)横スライド
担当 奥谷 満
本日のテーマ横スライドは、簡単に見えて実はとても難しく奥の深いものです。
コブを滑る原点です。
コブを滑る上での全ての要素が詰まっているのが、横スライドを使ったズルドンです。正しい理解と正確なスライドでコブ滑りの基本、原点回帰出来る場所を作りあげましょう。
パラレルターンで言うプルークボーゲンですね。
ターンの要素のすべてが詰まっているプルークボーゲン、正しく理解して、正しいプルークボーゲンを習得していないとパラレルターンで行き詰まった時に戻ってもパラレルターンを再構築出来ないのと一緒で、横スライドズルドンもコブ滑りの原点回帰の場所で、コブ滑りの再構築の為には必要な場所ですよ。
横スライド、直滑降からスキーを素早くフォールラインに対して真横にして、真下(フォールライン)にスライドしていく。谷脚が脛の入った停止の足場で、顔はフォールライン下に有る目標をしっかりと見て、そこにスライドしていく。顎を引いてスキーを見る方が多いので、スキーと足は自分を信じて見ない。顎をあげて(顔を上げて)目標を見て、しっかりと落ちていきましょう。
横スライドの定義は、フォールラインに対して、直角の90度から45度迄のスキーの向きで、スライドしていくと言うものです。練習では90度を基準にして進めました。先ずはとにかくフォールラインに真っ直ぐ降りていく事が基本に成ります。これが出来れば、顔、目線を斜め前にセット。斜め後ろにセットすると、そこに向かってスライドして行けます。スライドのコントロールです。
今の段階で、スライドを自在にコントロールして、思った所、狙った所にスライドして行ける様に成ってないと、この先苦しむ事に成るので、しっかりと習得しましょう。
両スキーでスライド出来たら、試しに谷スキー1本でスライドしてみましょう。なかなか難しいですよ。この谷スキー1本で横スライド出来なければ、両スキーでの横スライドは、何かをごまかして出来ているだけです。谷スキー1本でスライド出来る様になりましょう。
それが出来たら、向きを変える時にリフトしている山スキーを降ろして、両スキーがフォールラインを向いたら、直ぐに次の山スキーをリフトして、谷スキー1本で横スライドして行きましょう。緩斜面でも、急斜面でも出来る様にしましょうね。特に急斜面で出来る様に成れば、それは素早くスライドポジションに入れる様に成ったことを意味します。
スライドから谷太腿におへそを近づけて行き、重さを乗せて停止します。慣れるまでは、スライド中はスタンス幅広めにすると、外向がしやすいので、しっかりと外向をとってスライドしましょう。
スタンス幅広めで外向をとってスライドすると、山スキーが前に出ます。最初はそれも気にせずスライドして止まるを練習して、きちんと出来る様に成れば、停止の際に、広めのスタンス、前に出てる山スキーを腰の下に収めて停止しましょう。谷足は脛圧が掛かった停止の足場でないとダメですよ。
その谷足の踝に、山足の踝をぶつける様に矯正的に引き寄せて停止します。
上体の向きはフォールラインキープ。
これを助けるために、谷ストックを谷スキーのテール側少し遠くに突いて止まりましょう。
強烈な逆捻りを感じると思います。
この停止姿勢は、ピボット操作準備完了です。後は身体(重心)を谷に落とせば、クルッとスキーは回ります。
横スライド山スキーを収めて停止、ピボット操作でクルッと回って停止。ここまでを1つの動きとして捉えて練習しましょう。
コブでは、ズルズルドンクルッと成りますね。ズルドンで降りてコブに当たる時に山スキーを収めてクルッと回ってコブ裏停止。ここまでがワンセットと考えて下さい。
後は、それを連続して行って行けば、横スライドを使ってズルドンでコブを降りて行けます。
▼参考動画
コブ滑りの原点回帰の場所。横スライドズルドンをしっかり練習。
出来る様に成ったら辞めるのではなく、いつもずっと必ず1度はやっておく。
すると滑るレベルに応じて、ズルドンも洗練されて行きます。コブの滑りも美しく成って行きますよ。
本日もレッスンにご参加下さり、有り難うございました。
また一緒に練習して下さい。
奥谷 満
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