スピードコントロールに必要な”脚を回旋し続ける”意識とその回旋に負けない逆ひねり 【2024.3.10 岩手高原レッスンレポート】

 

2024/3/10
中級1
外足荷重の強化
担当:田中

今回のレッスン
はじめに、基本姿勢(パワーポジション)〜体重移動(左右バランス/前後バランス)→脚の回旋(内旋外旋)
をベースにシュテムターン/パラレルを行いました。
・基本姿勢はスキーに置いていかれないポジション
・体重移動はスキーの真上に乗る動作(横移動だけでなく、引く動作による前後バランスも大切です。)
上述ができていると雪面を捉えながら脚を回旋させることができます。

また、コブに当たった時はストップ姿勢になるので、体重移動→脚の回旋→ストップとストップ動作を加えていきました。

ストップ動作時、フォールラインにそってずらしを加えていくとスライドライン滑走の意識に近くなります。
コブ滑走ではブーツが通る場所に気をつけてください。コブの出口少し外側からコブの裏側を通り、次のコブの出口に向かいます。

ストップ動作時、ホッケーストップを行うとバンクライン滑走の意識に近くなります。スキーのトップが山側に向くまで”脚を回旋し続ける”意識とその回旋に負けない逆ひねりが必要になってきます。
コブ滑走ではバンクでホッケーストップのポジションに入っていきます。無理して逆ひねりを行うのではなく、バンクに当たって生じた回旋に上体が回転しないように逆ひねりの姿勢に入っていきます。

さらにバンクターンの精度をあげるために、くの字(外傾、脇腹を窮屈に!)を意識した大回り小回りを行いました。くの字を作ることで外足荷重/体重移動を明確に意識することができるので、コブ滑走でもくの字→回旋を意識してもらいました。
バンクがせり上がっていてもこの意識だと内倒しづらく、外足荷重が強化されます。

次回は、バンクラインだけでなく、いろいろなコブ斜面で対応可能なスライドラインの精度も上げていければと思います。

ご参加ありがとうございました。

 

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