2025/1/5 初級1
テーマ:ウエイトシフトからの1)荷重, 2)回旋の確認とコブ滑走を意識した3)ストックの構え(みっつの「か」)
目的:コブの中でスピード制御を行うためのスキー操作の習得
担当:田中
前提はウエイトシフト:横移動だけでなく前後の移動も必要です。平地だと後ろに歩く感覚です。自転車だと逆にペダルをこぐ感じですね。実感してもらうために、次のターンの外足を引いてから荷重、片足で交互に立ち斜滑降、リードチェンジしてからターン(板の前後差を反転させる。)
を行いました。
ウエイトシフトができていないとつぎのみっつの「か」(荷重・回旋・構え)を正しく行うことはできません!
ウエイトシフト後は荷重、回旋の順番を明確にしてターンを行いました。明確に意識しないとなかなかできないものです。
この前提ができてから、荷重・回旋・構えの練習を行いました。
荷重の強化、上体の回転を抑える練習としては、脇腹・股関節を窮屈にしてからターンをおこないました。(ターン前半からの荷重は谷周りからのスピード制御につながります。また、山側の肩が遅れて後傾になるのも防いでくれます。)
回旋の際には、上体の回転が多いとスピードが上がりやすくなり、上体の回転を抑えると停止動作に移行していきます。回旋量は滑り方次第です。どのように滑りたいかによって変わってきます。コブの場合はスピードを制御したいので上体の回転を抑え、脚の回旋を意識しましょう。
次はストック(ポール)の構えです。リングを進行方向に出す!体が遅れるのを防ぐだけでなく、どのように滑りたいかと連動させることによってコブの中での安定した滑走につながっていきます。
次回は連続性を加えて、よりスムーズなターンに移行していきましょう。
ご参加ありがとうございました。
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