日付：2025.2.11
クラス：初級１
テーマ：はじめてのコブ
担当：関（み）
〈レッスン内容〉
コブの恐怖を感じる事なく「ズルドン」で低速・安定感を持ったコブ斜面滑走を目標としてレッスンを行いました。
【基本ポジション】
足首・膝・股関節の3関節を意識。
特に「足首緊張」は今日だけでも100回位言いましたね!
【コブを滑る際の3つの要素】
横スライド、ストップ動作、切り替え動作を練習しました。
★横スライド★
スキー板は真横、傾き、目線（ひねり）、スタンス幅、スキー板の前後差の基本姿勢。
エッジングを徐々に緩め、フォールライン（真下）へゆっくりスライドする感覚。
★ストップ動作★
スタンス幅、スキーの前後差をなくしながら谷足荷重のまま（荷重を更に強める）停止する。ストックは谷側テール寄りにつく。
★切り替え動作★
ストップ動作の谷足荷重＋荷重状態から伸び上がり、またはブーツを引く動き（ひねり解放）。
スキーのトップがフォールラインに向くと同時に重心移動・傾き・谷足荷重を意識することでコンパクトな切り替え。
スライド→ストップ→切り替え→
スライド→ストップ→切り替え→⋯
繰り返しする事でコブを1つ1つ低速で滑る感覚を大切にしましょう。
斜面状況、雪質、コブの形状など1つとして同じものはありません。
本日、皆さんはコブのスタートラインに立てたと思います。基本動作を繰り返し練習して、いろんなコブを滑って行きましょう!
「基本」を身につけることで「応用」できます。「応用」することが滑りを「発展」させてくれます！
今日のレッスン目標の「コブ10ターン」は全員が達成できましたね。
新たな目標を立てて楽しくコブを滑りましょう！
ご参加ありがとうございました。
クラス:初級2
テーマ:横スライド
担当:小保内雅行
[レッスン内容]
コブの基本が詰まった横スライド。
ポジションの確認から。
谷足に傾きを作り、目線を進行方向へ。
身体の向きは、目線を進行方向に向けた時のナチュラルな向きでOK。
股関節を折りたたみ、谷わき腹の収縮、山わき腹の伸びを感じましょう。
谷手も高い位置にあると、上体も高くなりやすいので低い位置を意識し傾きを維持。
自分で谷足に加重を行い、自分でスピードをコントロールする事。
ただただ落とされたスライドにならないように！
切り返しでは、ストックの付く位置に注意！
自分が行きたい方向はスペースを空け、そのスペースにじゃまにならない場所に付く。
今回は下方向への横スライドでしたので、開いて付きましたね。
また、スキーから少し離した位置に付かないと上体が高くなりやすく、ストックが邪魔して引っかかる事もあるので注意していきましょう。
股関節の伸ばしで抜重。
または、ブーツを引く動きを加え身体よりブーツが後ろにある状態を作り出す。
そうする事で、身体を無理に落とし込まなくても良くなり切り返しでの余裕も生まれてきます。
重心移動は外足へ。
内側に身体が倒れる事なく、外足に重心移動を行い早くから加重を行えるように。
それに加え、内足を先行させていく。
切り返しでハの字が入る場合などは、特に大げさに内足先行を意識して行きましょう。
コブに入ると整地に比べ、どの動きも悪くなりやすいです。
ですので、整地では動きを大げさに！
また、整地でコブの練習をする時は、コブで自身がいけるスピード感で行う事が大切です。
整地だからと言って、スピードを上げすぎないように注意しましょう！
本日はご参加ありがとうございました！
担当：小保内
クラス：中級1
テーマ：ダイレクトライン入門
ダイレクトラインは再現性が低くて、汎用性が無く、難しいラインどりです。
ではダイレクトラインを練習する意味はなんなの？ということになってしまうのですが、、
・ターンの周期が下にズレる
・コブの高い位置を通る
そのため、このような現象がおきやすいです。
・外足が高い位置を通るため内倒しやすい
・左右バランスの強化
(もう一つ角づけの強化もありますが、今回は時間の都合上やれませんでした。)
あえて難しいラインを選択する事で、上記のさらなる強化をする事ができます。
それが、ダイレクトラインを練習する意味になります。
・バックしていく荷重移動
・山足バンバン
・山足ドルフィン
これらの中で山足(未来の外足)と腰の位置関係を重視して練習させて頂きました。
ただでさえ遅れやすいラインどりの中で、まずここのポジションが必須ということですね。
その後両足でのドルフィンへと進んでいきましたが、ダイレクトラインはまさにドルフィン。
強化したら一歩前に進めるのでは無いでしょうか。
ここがかなり大事です。
大きなドルフィンはいらない。
前傾を維持し、小さく素早く行える事を目標としてくださいね。
入門編というよりかなり実践編に近い形になりましたが、これからも状況を選びながらチャレンジしていきましょう！
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