2023/2/23~27の期間、尾瀬岩鞍スキー場で開催されたコブレッスンのレポートをお届けします。
まず、今回もたくさんのご参加ありがとうございました!
新雪もありトップシーズンのコンディションで楽しめましたね!
そして、今回のレッスン期間中には「1級合格しました!」「正指導員合格しました!」といった報告が各地のお客様からありとても嬉しい週末になりました。中には「準指導員合格しなかったのですが、コブだけは○でした!」といったご報告も。これからもまだまだコブを楽しんでくださいね!
グループのコブレッスンは1級や指導員検定にも役立つ内容になってますので、ぜひご活用ください。
2/26初級クラスを担当した小林より
コブの中で板を回しこむ練習をしました。そのためには、しっかりターンを仕上げることが大切です。それを、プルークボーゲン、シュテムターンそしてパラレルターンで身に付けるといいですね。
それでは今回のレッスンのまとめです。
①プルークスタンスで斜面斜め下方向に斜面の下の脚だけでブレーキをかけながら滑る(これが横滑りのベース)
②プルークボーゲンでしっかり1ターンずつとまる(外脚荷重の確認)
③パラレルスタンスでも外脚荷重を意識しながら①と②と同じように滑る(横滑り、パラレルターンの仕上げのポジション)
④シュテムターンでスキーのテールを大きく動かし、深回りの弧を描く(外脚荷重と適度な前傾姿勢が必要)
⑤シュテムターンの小回りも練習
⑥パラレルターン小回りとコブの小回りに応用、発展
順番が前後しているところもありますが、このような流れで練習しました。また、なるべくコブの溝に落ちないように、コブの壁を使うことも大事です。 ぜひ反復練習してください。今回もレッスンを受けていただきまして、ありがとうございました。
2/25,26と中級クラスを担当した小保内より
”少しずつ”スキーのトップを使えるようになること。”少しずつ”縦に滑れるようになること。スキーを壁の中でズラす。といった事をテーマにレッスンさせて頂きました。
これらの事を行う上で、まず土台となる外足荷重を強化するため、ウェイトシフトや外手プッシュなどを用いて、スキーの側方に身体を運ぶ練習を行いました。
縦に滑ろうとしても暴走しないためのヒントになったかと思います!
そして前後ポジションも大切な要素です。前後ポジションで大切な事はポジションを1点に固めることなく、いかに広い範囲を使えるか?が最も大切です。
上り下りのあるコブ斜面においては、いくら意識しても一定のポジションをキープするのは難しいですね。
ですから、ポジションが前後する事を想定して、もっとトップを使えるように、後ろを使いすぎたら前に戻すといった能力が大切です。
これらの能力を上げるには、ジャンプ系のドリルが大変有効です。
代表的なところで、テールジャンプはとても有効な練習です。
ふわっと簡単にテールが浮く前後ポジションを探してみてくださいね。決して筋力勝負ではないことがわかると思いますよ!
▼テールジャンプ
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