日付:2024/1/28
クラス:中級1
担当:松谷
等速で美しく滑る!ひねりとうねりまずは、初級で習得した滑りを一旦ちょっと仕上げていきましょう。
目指すレベルにもよりますが、初級のレッスンはコブを安全にゆっくり滑るための内容が沢山詰まっていたはずです。
その内容にひねりとうねりをプラスして、より難易度の高い斜面、難しい状況でも鼻唄を唄いながら滑れるような。加速感ゼロ!暴走の気配なし!の滑りを目指します。
初級では、いいよ。いいよ。出来てる。出来てる。で済まされていた事。もう卒業しますよ!(笑)
より正確に、強く、的確に滑りの中で再現するという事が大切です。
コブを安全に等速で滑る為には、1にも2にも3にも回旋が大切だと思います。初級でやっていた回旋のイメージよりも、「えーそんなに!」ってくらいの回旋が必要です。
その回旋の鍵となるのがひねりとうねりですね。
まず練習では、上半身と下半身を分離して反対へ動かすツイストを用いて捻りを使った強く深い回旋を理解しました。
始めは棒立ちのツイストで構いません。そこから前傾を強めれば、ツイストの運動イメージが変化します。
さらに上下動を追加。さらには上下動を抑えてツイストします。これをうねりと呼んでいます。
▼ツイスト
専門用語の外向傾や外傾の言葉からはイメージ出来ない。動き続ける感覚を理解していただけたのかなと思います。
また、スキーのトップが斜面上を向くイメージまで回旋することができれば、スピードコントロールが容易になりますし、切り替えしも楽になります。
ホッキーストップの要領で角付無しで回旋のみで止まるくらいのイメージで練習してみましょう。
中級領域でもストップ動作を忘れません。何故かというと。破綻や暴走は一瞬で起こるからです。切り替えたら「止まりたい!」常に願ってやみません。私。(笑)
停止するくらいのスピードで滑れれば、どんな斜面でも怖くないのですが、少し難しくなるのが切り替えしですね。
停止からスキーを動かすのは、凄く難しいですがピボットを習得すれば、コブの滑りの大半は片づきますよ。
ピボットにはひねり、うねり、密脚、外脚荷重、内脚抜重、ウエイトシフト全て入ってます。ピボット操作を連続すればターンになりますし、ずっとピボットして滑ってると言っても過言じゃ無いですよ。
ピボットはコブ滑りの土台です!
あれ。今日のテーマは等速で美しくでしたね。コブではいろんなラインどりが出来る様になりました。初めは外ねらい、そこから少し内にねらい変える。回旋Maxポイントを遅らせる。同じコブでも感覚が変わって面白かっですね。
それぞれの美しさがコブでも、にじみ出てましたよ。
- 鷲ヶ岳レッスンレポート
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