コブ上達のヒント!伸身抜重と屈伸抜重を使い分ける。

こんにちは、小保内です。

4/20,21の2日間、角皆&小保内コブレッスンにご参加頂いたO様よりレッスンの感想を頂いたので紹介させて頂きます。

前回参加された時は屈伸抜重がまだ身についていないOさんでしたが、今回はどうだったでしょうか?

以下、ご本人からの感想になります。

屈伸抜重について2月受講時には今一つ、頭と体が繋がりませんでしたが、今回のレッスンで少し繋がったように思います。

内側を行くライン、外側を行くラインを2日間で練習でき、練習後のビデオミーティングで個別アドバイスを頂けてとてもよかったです。ありがとうございました。

Oさん、2月に引き続きレッスンのご参加ありがとうございました。

伸身抜重と屈伸抜重の使い分け、そしてライン取りの使い分けができてきたようで良かったです!

レッスンでは、初級クラスは主に伸身抜重を使って低速で進めていきますが、Oさんが参加された中級クラスでは屈伸抜重を利用してレッスンを進める事が多くなっています。

◆伸身抜重について

伸身抜重(伸ばして切替し)のメリットは、重心の移動を感じやすく、またターン中、体を伸ばしている時間が長いため後傾で失敗しやすいコブ初級者にとって非常に有効です。

この切替しは低速で滑る場合や、落差の少ないコブで有効な場合が多い反面、落差の大きいコブやライン取りでは、凸凹に対し、曲げ伸ばしのタイミングが合わずに飛んでしまうケースが多いです。

◆屈伸抜重について

一方、屈伸抜重(曲げ切り替え)は、凸を曲げて乗り越えてから、凹を伸ばして捉えていくため、落差の大きなコブでも雪面コンタクトを長くとった安定した滑りが可能になります。

しかし、曲げている時間が長いため、後傾姿勢の方はさらに後傾になりやすく、重心移動が不十分でコブにぶつかっていけない、コブに外足だけを押し出してスキーがばらけやすいなどの注意点も発生しやすくなります。

私達のレッスンでは、初級クラスでは伸身抜重を使って、体を大きく使い、重心の移動を感じながら、コブにたどり着く練習を行い、しっかりコブにぶつかる感覚を得てから、中級クラスで屈伸抜重へと移行することで、屈伸抜重のよくある失敗をなるべく出さないように工夫しています。

つまり、伸身抜重と屈伸抜重、そしてライン取りを使い分けができなくてはいけない!ということですね。

コブは屈伸オンリー。

切り替えで伸びるな。

これらの制限は上達をも制限しますので、自分の現状に合わせてステップを踏む事と、あくまでも使い分けられる事が大事だという事を覚えていて欲しいですね^^

いつ初級クラスのレッスンがあって、いつ中級クラスがあるか?はこちらのスケジュールでご確認くださいね〜

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