スキーが真横を向いていない状態でいかにズラすか?が縦スライドのポイント!2024/4/27白馬五竜コブレッスンレポート

クラス:中級1
担当:小保内祐一
テーマ:ウエイトシフトと縦スライド

本日のテーマはウエイトシフト

主に外足荷重を強化するための上半身の使い方をレッスンさせて頂きました。

前半に行ったプルークでの練習にポイントは詰まっております。

いかに、スキーを回し過ぎずにブレーキをかけれるか?が大切なポイントになりますが、外腰が前に出てこないよう、外手で腰を引くように誘導して、さらに外脇腹を収縮させていきます。

そうすると、スキーはズレる方向へと動いていきます。

この、スキーが真横を向いていない状態でいかにズラすか?が縦スライドのポイントとなります。

スキーに対して直角方向に上半身を運ぶことで、スキーがズレるわけですが、直角方向を見ながらだと横スライド、フォールラインを見ながら直角方向に上半身を運ぶと縦スライドとなります。

斜滑降しながらスキーをズラしていく動きですね。

そして、切り替えしでの注意ポイントとしては、膝関節、股関節を伸ばさないで抜重する事を今日は練習しました。

これを使うことで、ターンのキッカケをつくるとともに、素早い荷重移動を両立させていきます。

ポイントは、頭の高さを変えないで踵を雪面から浮かせる事です。

慣れてきたら、より抜重時間を無くしていくことにはなりますが、当面はこの抜重方法を多用して良いと考えています。

コブでは、今日の滑り方においてはとにかくコブの裏で縦スライドを使って制御をかけることです。

裏と裏の間にコブの出口や肩が横たわってますが、そこで止まろうとしないこと。

止まる時も裏で止まる癖をつけてくださいね。

そうすると、ドンドンとコブの衝撃を受けずに滑る事が可能になります。

コブには様々な滑り方があり、今日も一例ではありますが、縦スライドは様々なコブで再現性が高いため、ぜひ身につけておきたい滑り方です。

ぜひ今後も引き続き練習していきましょう!

本日はありがとうございました!

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