
2026/5/27
初級2
テーマ 脱ズルドンCスライド
担当 松谷伸朗
Cスライドは、横スライドのフルブレーキのかかる絶対的な安心感。
平地と同じ様な感覚のポジションから、斜面を下りながら滑走する意識に変換する事がとても重要になります。
つまり、斜面下方向へ落下を伴い、スキーの向きを変えながら移動していく事になりますので、正確な直滑降ポジションも必要となります。
Cスライドで気をつけたいことは、まず2つ!
■ターンの前半の丸みつけようとしない。
■ターン後半は横スライド停止、上半身は直滑降姿勢のまま、スキートップを山側まで向ける回旋MAXです。
Cの文字の後半は、よく見ると切れ上がっています。ひらがなの“し”スライドと考えるでも良いと思います。
ズルドンラインでは、斜面下方向への落下イメージは持ちやすいですが、落下の力がかかる事で、すぐにスキーを横に向けてしまい、横スライドの時間が長くなってしまいがちです。
バンクラインでは、ターンの弧を描くイメージは持ちやすいですが、回転の力を受けやすく、ボトムにつかまり、スピードオーバーでコースアウトしてしまいがちです。
どちらも、ターンの前半、切り替えしの初動のミス、スライドの後半の仕上げきりが弱いのが原因だと思います。
ベースは直滑降停止です。
この直滑降停止の動作をフォールラインに向けてするのか、斜めに向けてするのか。また、それぞれを、直線的にすのか、少し弧描いたイメージするのかの違いです。
ここで大事なことは、切返し時の重心移動、ウエイトシフト、力の進む方向と距離のイメージです。
練習では、進む方向を明確にして、その線上の半分の距離でスキーの横向け作業をやりました。
スキーの横向け作業ということは、決して丸いターンをしようとする意識は持ちません。特に前半の丸みイメージはいらないです。
進む方向の線上に、スキーを横向ける、線上にブーツを通過させる、ような意識で練習すると良いと思います。
また、ストックのリングを、進む方向、重心移動する方向に指し、ストックのシャフトの長さの間でスキーを横向けてくるイメージ の練習もしましたね。
斜面下方向は、しやすいですが、斜面の斜め下方向への横向けは難しかったですね。身体が回転したり、目線がスキートップに流れたり、身体の軸が傾くエラーを誘発しやすいです。
練習ドリルで、小さなプロペラとういのがありますので、また参考にして下さい。
僕は、目線、背中の傾きは斜面下方向のまま、斜め下方向の移動、ウエイトシフトをする方向は、ほっぺたや、耳の方向に意識をしたりします。
余裕のある斜面でめいいっぱい意識してみて下さい。いろんな意識をすることで最終的には身体全身がトータルで覚えるようになります。
外手プッシュのドリルはそのイメージに近いですので、絡めて練習してください。
Cスライドの初動を丸くイメージをしない為には、ベースをプロペラ操作と考えるのもひとつかと思います。
プロペラ操作は大きく動かす必要はなく、スキーの角度を10度くらい、ほんの少しプロペラで向き変えようとするだけで十分です。
また、Cスライド後半の回旋MAXの強化は、横スラジャベリンですかね。これは松谷の月山修行用(笑)、なのですが、
ターン後半の回旋が強化され、スピードコントロールはもちろん、コブに倒されない安定した姿勢、切り替えの素早さが身につくと思います。
この横スラジャベリンに、ハンズオンニー、断続エッヂングを足せば、より強力に強化されますよ。
もう2つ松谷オリジナルドリル。
踏みけりCスライド。片足バランス、内倒防止、ウエイトシフト方向の明確化に役立ちます。
Cの後半のカクカクカクカクカクイメージも、後半の山倒れ防止、ピボット操作の強化、ひねりの強化、などに役立ちますよ。
整地で練習して、身体に覚えさせましょう。
コブでは、ズルドンベースのCスライドで滑りました。壁が反り上がったコブ、落差の大きいコブ、掘れたコブは、やっぱりズルドンベースが安全です。
■コブ裏で少しブーツで弧を描く様なイメージ。
■コブから押し出される力を利用した素早い縦スライドイメージ。
■コブの肩を出口としたイメージ。
いろいろ滑りましたね。
地味練習の成果で、皆さん切り替えし素早さと安定が感じられ、とても良かったです。
いよいよシーズン終盤ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。
本日もご参加。誠にありがとうございました。
コメント