
2025.12.13 鷲ヶ岳初級1.2
テーマ:ピボット操作(整地編)
担当:奥谷 満
目標:身体を積極的に谷側に落として行くことで、エッジが外れて
トップが動き出す。そこまで身体を谷側に落とせる様になる。
足場は、直滑降、停止時、ターン中と大きく分けます。
その中でピボット操作は停止時から切り替えて直滑降までと、
ターン中から停止時までずっと必要です。
まずは足場作りを行ったわけですが、直滑降の足場は連続して踵ジャンプ。
テールが少し上がる様に、連続して行えるポジションです。直滑降は、
足元もどんどん進むので、自分から進行方向に飛び込むイメージでジャンプする
為に、テールが上がる踵ジャンプを意識します。
停止時の足場は、下から見て、ブーツ、腰、頭が一直線に並んでいる。
また頭は谷スキーの上にあり、そのポジションで連続ジャンプが出来るポジション。
ただし停止時の足場は、ジャンプした時にトップとテールが上がり、
雪面に平行になるジャンプです。
最後が、ターン中の足場ですが、直滑降と停止時の間。と言えば、
結構ルーズになるのですが、いつでも直滑降、停止時の足場を作る事が出来る状態
のイメージです。ジャンプは、小刻みなジャンプで、連続して出来る事が大切です。
一度だけ大きくジャンプして着地。という跳び方は、
着地してから動けなく成る可能性が大きいので、着地したら直ぐまたジャンプ
という連続ジャンプの意識が大切です。
この足場の中で、ピボット操作をし続ける。ピボット操作だけを単体で行えても、
滑りの中で活かされなければ意味がありません。
足場が有ってピボット操作をし続ける大切さを理解しましょう。
ピボット操作をする時は、直滑降から停止。止まる時に山脚を引き、
谷脚に合わせから、重心を谷スキーのまだ下に落としていく様に
行うことが大切ですね。
足でエッジを開放するのではなく、体重移動(谷側に)をしっかり行うことで、
スキーのトップが落ち出すので、それを利用して内外旋。内転外転を使って、
回し込んで止まります。
ピボット操作のドリルとしては、ストックゲートドリルを行いましたが、
脚を引きながらトップを落とす操作が難しいので、頑張って練習して下さい。
本日は皆さんシーズンインと言うことでしたので、しっかり滑りながら、
脚の感覚を取り戻してもらえることを願ってました。
どうでしたか❓️戻ってきましたか❓️
今日のテーマ、「ピボット操作(整地編)」と
「コブで思い通りに動ける!足場作り」
はまさしくシーズン初日に相応しいテーマだったと思います。
本日も有難うございました。
また一緒に練習して下さい。
奥谷 満
▼ピボット操作もゼロから学べる!ゼロからはじめるコブ攻略シリーズ

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