2/10~13(金~月)に鷲ヶ岳スキー場で開催されたコブレッスンのレポートをお届けします。
大雪〜雨〜春の陽気と忙しい週末でしたが、今回もご参加頂いた皆さん、ありがとうございました!
初級1クラス岩水より
初級1のレッスン目標は 「コブの中で必ず止まる事が出来るようになる!」
整地での横滑りや回旋動作の練習とともに、停止をする精度を上げていきました。
それとポジション強化や、切り替えしの初歩として、スキーの上で出来るだけ上下に動く練習もしました。
練習の成果があったのか 1ターン停止だけでなく、5 ターン以上連続ターンもこなしてくれました!
この滑りにストックワークを覚えれば もっとカッコいい滑りになりますので、頑張ってください!
初級1クラスは目標を「1ターン停止を確実にし、連続ターンにつなげる」とし、まずはコブでの安全確保のための停止動作を徹底します。
1コブ停止を繰り返しながら、少しずつコブに慣れてもらいながら、いけたら連続ターンといった流れです。
行う事はシンプルですが、超重要なのが停止動作になります。
はじめてコブに挑戦する方でも安全に楽しくコブにチャレンジしていただけるのが初級1クラスです。
▼今回はじめて参加してくれた中学生の女の子もしっかり安全を確保しながら、1日で連続して滑り降りるところまできましたね^^
初級2クラス担当の松谷より
初級2は、まずコブを滑る上でのもっとも大事なこと。
横ずらし、ストップ動作、切り替えし
をテーマにレッスンをいたしました。
どんな形状のコブでも、この3つを正確に、思いのままに出来るかどうかが、前提となります。
基本的な操作や動作は、繰り返し反復練習をする。練習をしすぎる事は絶対にないです。
余り面白く無い練習かもしれませんが、ときどきネチネチとやってみて下さいね。
切り替えしはストックゲートドリルを使って、ブーツを引いて伸びる。と同時に回旋の動き混ぜて、スキーのトップを下に向ける。を練習しました。 少し不思議な運動の様にも感じるかもしれませんが、コブに限らず普段の滑りにも取り入れていくと格段に切り替えしが楽になりますし、スキーのトップかターンに入っていく感覚も身つきますよ。
コブの滑りの中では、横ずらしからのストップ動作をベースにして、入口を狙うラインと出口を狙うラインを練習しました。 出口を狙うラインと入口を狙うラインの違いは横移動があるか無いかだけ。と考えていただければ良いのかなと思います。 この横移動の量を変化させていく事で、いろいろな場所に落ちていく事が出来て、コブの滑りの幅が広がります。
横ずらし、ストップ動作(ストップ姿勢)、切り替えし、たくさん練習してこれからもコブ滑走を楽しんで下さいね!
ちなみに、ストックゲートドリルはDIRECTLINEのYoutubeチャンネルにもアップされていますので、ぜひご覧になってみてください。低速での切り替えしでスキーが揃わないとか、切り替えした直後にスキーが先行してしまう・・という方には効果的だと思います!
中級1クラス小保内より
お問い合わせの多い中級クラスのレベルなのですが、中級クラスも基本的にガンガンコブを滑るのではなく、コブの中でターン弧を描こうであったり、前後ポジションの強化をしようとか、吸収動作に焦点をあてたり、ちょっと縦に滑りながらもちゃんとコントロールしようといった、コントロール重視のレッスンをさせて頂いております。
今回も日曜はちょっと縦のラインどりと、その中でどうやって減速するの?といった事をテーマにレッスンさせて頂きました。ちょっと縦に滑り出すといきなり暴走してしまう・・とならないための強化ポイントと、コブのライン取りのコツ的なものを取り入れてみました。
コブの形状にもよりますが、ちょっと縦のラインどりを選んだほうが、大きく左右に動くよりもコブに走らされるリスクが減る場合もあります。
コブの形状やピッチによって、何を選択するか?といった判断力も大切になります。あまりにも状況がひどいコブは「これはやめておこう」「雪が緩んでからにしよう」これも一つの判断力ですね。
技術の引き出しを増やすとともに、状況にあった使い方も覚えていってくださいね!
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