技術的につまずいた時に、戻れる場所を持っていれば再構築が可能に!2026/1/29鷲ヶ岳コブレッスンレポート

2026.01.29 鷲ヶ岳
初級2 テーマ:コブの基本(1)横スライド
担当:奥谷 満

 横スライドの定義は、フォールラインに対してスキーを90度から46度迄のの深い角度を付けてスライドさせることとしています。

 まず足場の確認。

停止の足場と直滑降の足場。

直滑降をして、両足直滑降。片脚直滑降。膝が内に入ったX脚にならないように、スキーにベタッと乗って滑りましょう。

 両足直滑降から上半身はリラックスして前傾はキープ。スキーをフォールラインに対して真横まで回して、停止の足場でスライドポジション。完全に横に向く前に重さを谷スキーに乗せると、斜め前にスライドするので、今は横に向いてスライドを感じてから谷スキーに重さを乗せましょう。目線が大切で、何処にスライドするかを明確に、しっかりと目標を見てスライドさせます。

スキーの向きの調整です。スパッと真横に向ける事が出来てきたら、スキーを回すと同時に谷スキーに重さを乗せて横スライド。フォールライン真下にスライド出来れば、足場や上体はそのままで顔(目線)を斜め前や後ろにして、思いの所にスライドさせる。スライドのコントロールですね。

 この時期にしっかりとスライドをコントロールして、狙った所にブーツを運んで行ける様に仕上げておきましょうね。

 横スライドの時の重心ですが、しっかりとウェイトシフトをして、谷スキーの上に乗せてスライドしましょう。

中急斜面以上の斜面で横向きから横スライドをスタートします。スタート時にエッジ開放させずに、ウェイトシフトで谷スキーへ重心を移す事でスライドを誘発させないと、山倒れ状態でスライドする事に成ります。

山倒れではスライドして行かないので、スライドさせる為にエッジを緩めてしまう方が非常に多いですね。これではブレーキが甘い状態でのスライドになるので、コブではスピードコントロールが難しく成ります。

 横スライド停止で最初は腰幅、又は肩幅スタンス。外向を取るためのスキーの前後差を大きく取っても大丈夫です。但し谷スキーは停止の足場でしっかりと乗りましょう。ここも大切なポイントに成ります。成れてくれば、停止の際に、スタンスを取って前に出ている山足山スキーを、谷足谷スキーにピタッと合わせます。スタンスを無くして、前後差も無くす。

腰の下に納めるや、スタンス前後差を消し込むと言った表現でしょうか。

 ストックは、消し込んで停止した際に、谷スキーのテール側に少し離して突きます。これにより、逆捻りが強く引き出す事が出来ます。この後、重心を谷に落とせばスキートップが落ち出すので、ピボット操作へ移行してクルッと回れます。このピボット操作の準備完了迄が今日のテーマ横スライドと考えて下さい。

▼横スライドから停止までのポイントはこちらもチェック!

 今の段階では切り替えは伸身抜重で行います。ただ伸び上がるのではなく、足(ブーツ)を引きながら伸び上がる。この時も背中の傾きを意識して、傾きを変えない事が大切で、股関節が伸びて、上体が起き上がると、真上に抜けて伸び上がる形に成るので、自分が思っているほど足が引けません。

ここでしっかりと背中の傾きを維持して伸身抜重しておかないと、コブでは破綻に繋がります。

コブに当たって、伸身抜重させる時にふっと上体が起き上がると、それは後傾に繋がるので、整地でしっかり意識して、前傾維持をして伸身抜重しましょう。

 横スライド。ズルドンですが、かなり難しいです。ここをきちんと出来る様に成って縦に滑り出すのか、きちんと出来ない状態で縦に滑り出すのかでその先の上達に差が出ます。

コブでつまずけばズルドンに戻る。

パラレルターンでつまずけば、プルークボーゲンに戻る。

スキーに乗れない感じがすれば、足場作りに戻る。

戻れる場所をきちんと持っていれば、正しく再構築して上達への近道に成ります。

派手さは無く、地味な感じがする横スライド、ズルドンですがとても大切なスキー技術です。

本日は有難うございました。

また一緒に練習してください。

奥谷 満

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奥谷満

指導員受験で、自分自身が苦労した経験を活かし、レッスンさせて頂いております。今度は自分が同じ悩みを持つ方をサポートできればと思っております。コブ初めての方が、コブをちゃんと滑れるようになるまでみっちりサポートさせて頂きます。

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