
2026.02.15 鷲ヶ岳
中級1 テーマ 密脚
担当 奥谷 満
本日のテーマは最終的に、意識してするものではなく、無意識に成るものです。
但し、無意識に成るまでは、閉脚、密脚を意識して普段から滑走する事が大切です。そのうちにいつか気付けば密脚に成っていたと成るでしょう。
密脚で滑る為に必要な事ですが、
①谷スキーに100%乗って滑る。
この強化には、外スキーから谷スキーへの3つの「か」ですね。回旋荷重です。
それから脇腹の収縮を強くする、ストックを束ねて持って谷側に立てる上体の収縮と、大谷翔平選手がヒットで出た際のベース上でする脇と腰骨を近づける動き。骨盤を縦に動かして瞬時にウェイトシフトして谷スキーから山スキーに重さを切り替える動きですね。
▼上半身のうねり
②ピボット操作を強化する。
今日は、紹介出来なかったのでですが、両脚でのピボット操作の他に、山脚でのピボット操作。谷脚でのピボット操作。谷スキーを逃がして行く逆ハの字ピボット操作。ツイスト運動、スピン(1回転)等々、があります。
▼逆ハの字参考
大切なのは、谷脚は外旋。山脚は内旋と別々の操作をしているのですが、それを同調させる事が、ピボット操作の完成には不可欠です。
また、ピボット操作は、特にズルドンでコブの溝に落ちた時に使う事が強調されますが、ピボット操作する速度、量をゆっくりすれば大回り、早めにすれば中回りや小回り。素早くすればズルドンでのコブ裏停止に使う感じですね。言い換えればターンはずっとピボット操作しているとも言えます。ピボット操作が強化されて完全に出来る様に成れば閉脚、密脚で滑ることが出来ると想像出来ますよね。
③山スキー(次の谷スキー)の軌道を変えずにターンする。
これは、山足から谷足への3つ「か」に成りますね。回旋荷重から荷重回旋へのステップアップです。
ターンに入る前に既に山スキーに荷重して回旋する事で、山スキーの軌道が変わらずスムーズにターンに入って行きます。谷開きシュテムを使うと、開いた谷スキーを引き寄せる時に山スキーに乗っていないと引き寄せれないので、無意識に山足から谷足の3つの「か」に成っています。これを使って、開いたつもりでターンするれば、山スキーの軌道を変えずにターン出来ます。
④谷スキーを最後まで仕上げる。
これは、Cスライドでターンを最後まで仕上げて、きれ上がるです。特に谷スキーをしっかりと仕上げて切れ上げる事で、最後まで山スキーに寄り添う事が出来ます。そこから次のターンに入る事で、切り替えの時に出る嫌なちっさなハの字や開きが無くなります。
コブでは、ズルトンでドンの時に山足のブーツを谷足ブーツに踝と踝をぶつける様に引き寄せる。両スキーのスタンス幅や前後差を消し込む、腰の下に収める事で、ピボット操作準備完了に成りますので、ズルドンでしっかりと練習して下さい。
これらの事を意識して、整地で閉脚、密脚で滑れる様に頑張って下さいね。必ず出来ますから。
整地で出来ない事は、コブは出来ない。
畳(床)の上で出来ない事は雪上では出来ない。
と言う言葉も有ります。
先ずは整地で密脚で滑れる様に成って下さい。
本日もレッスンにご参加下さり、有り難うございました。
また一緒に練習して下さい。
奥谷 満
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