コブに必須!ピボット操作は逆ハの字から!2024/4/6鷲ヶ岳コブレッスンレポート

日 付 : 2024/4/6
クラス : 初級2
テーマ : ピボット操作
担 当 : 満
目的:ピボット操作により、いつでもどこでもスキーを回し込んで、エッジの切り替えを素早く出来る様になる。

内容のおさらい:まずは、基本の良い姿勢を確認してから、ピボットの練習に入りました。

いつもピボット操作でお話をするのは、整地で行うピボットがいちばん難しいと言うこと。

自身のスキー板の重心は、何処に有るのか?スキーを手の上に乗せて、確認しましたね。

そこに重さを乗せるのが、ピボットするポイントです。

またピボットを成功に導くのは強い逆捻りです。 山スキーは、楽にさばけますが、肝心なのは、谷スキーです。

次の山スキーになるのですが、このスキーのさばきがとても難しく、大切になります。

まずは谷スキーの外旋で逆ハの字をさせて逃がして行き、その後を追いかける様に山スキーを内旋させて、ピボットさせる。

▼参考:逆ハの字ピボット

慣れて来たら、両スキーを同調させてピボット操作をしていく。

春のグサグサ雪なので、整地で行うのは、けっこう大変でしたが凸の所を探して凸に立ち、スキートップが浮いている状況で行うと簡単にできました。

また、高い姿勢よりも低い姿勢の方が、楽にピボットできます。

低い姿勢。すなわちコブに当たった時の姿勢です。

そこに逆捻りがありピボット操作で、素早くスキーを回して次のコブに入って行く事で、回し込みが遅れて次のコブに間に合わなくなるのを防げます。

ピボット操作そのものはターンをする時に無意識に行われていますが、そこに意識を持っていきピボット操作をする事が、コブでは大切ですね。

春特有のグサグサ雪。また緩斜面のコブなので、縦コブになってましたが、スピードを自分でコントロールして滑る事がとても大切になります。

バンク側は早くから回してずらそうとするとグサグサ雪にスキーが取られてしまうので、少し回し込むのを遅らせて出口付近でしっかりと回し込む。ズルドン側はスキーを回し過ぎるとテールがバンクの壁に当たってしまうので、コブの壁の向きに合わせた回し込みの量を意識して、縦ズレで出口にブーツ持っていき、エッジング。

あとは、吸収動作でコブを超えて落ちて行く所でしっかりと脚を伸ばして雪面を感じれれば、そこでもずらす事が出来てくるのでブレーキをかける事ができます。

グサグサ雪は整地はしんどく大変ですが、コブではスピードも出ないので凄く練習しやすいです。あと少し、春雪で頑張りましょう。

本日もありがとうございました。

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