2025.1.26 鷲ヶ岳
担当 奥谷
クラス 初級1.2
テーマ コブの基本1 横スライド
横スライドとは、フォールラインから、スキー板を45度から90度の間でスキーを横にしてススライドさせると定義してます。
横スライドの際に気を付けるポイントは、谷脚にしっかりと乗って、山倒れしない横滑り。
落ちて行く先の目標物をしっかりと決めてそこに向かって行く。
下からみて、お尻の下にブーツが有り、ブーツ、腰(お尻)、頭が一直線上に有ること。
スキートップから見たとき、頭は谷スキーの上、またはそれよりも谷側に有ることで、山倒れを防げます。
横滑りの際に両ストックを引きずりながら身体を谷側に外向と前傾の強化練習。
急斜面を使って止まった常態で谷足1本での横滑り。
ターン始動から山回りで谷足1本で滑り、仕上げていく。
とにかく谷スキーの上に頭が有り山倒れしないで滑っていく練習をしつこくしました。
横滑りをものにしないと、上達は無いですよ。
コブでは、うち壁の上部で溝に向かう斜面上部に出来る尾根のような所を横スライドで滑りました。
この尾根を使うと、スキーをずっと横にして滑って行けるので、しっかりとブレーキを掛けながら尾根の終わり即ちうち壁の尾根のおわり、コブの出口うち壁側にブーツを着地させる事にしっかりと意識を持って滑りました。
まず今はブーツを狙った所にきちんと当てる。
また狙った所をきちんとスライドしていく。
この2点がとても重要で、この2点が出来ないで上達はあり得ないので、今のうちにしっかりと出きるように成っておきましょう。
これはコブ上達の早道とおもいます。
後は、フォールラインに、外向と前傾をとる。
コブはコブの中の傾斜と、そもそもの斜面の傾斜が有り、複合的に傾斜がなっているので、フォールラインも考えないとダメですね。
そこが分かれば、その複合で生まれたフォールラインに、外向と前傾を取れれば、強烈なブレーキが掛かります。
今日は気温が低く、最後まで締まった硬いコブ斜面でしたが、皆さん暴走せずにしっかりとブレーキを掛けながら滑れたのは非常に素晴らしかったと思います。
本日もレッスンにご参加して下さって、有り難うございました。
また一緒に練習して下さいね。 満
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