2025.4.19 高鷲スノーパーク
担当 奥谷
テーマ コブの基本2 縦スライド
スキートップが常にテールよりも下に位置し、フォールラインから45度までの浅い角度が維持されてフォールラインにスライドしていく。
ズルドンで滑れるようになれば、いよいよズルドン脱却をしていきますが、その際にとても大切で、溝の向きに合わせていくときに横スライドだと合わなくなってきますので溝の向きに合わせてスライドさせていく縦スライドが必要なのですね。
スキーのトップが使えるポジション、トップがしっかりと押さえられるポジションですね。
そこに居ないと縦スライドは出来ません。
また上体をフォールラインに固定出来ないと縦スライドは出来ません。
スキーと一緒に上体が回ると横スライドは出来ますが、縦スライドは出来ないです。
何故ならばスキーが回りすぎて、テールが落ちるからですね。
この時期のグサ雪は、整地でのスライドの練習はとても体力を消費してしんどいですがこの雪で5~6割の精度でも出来れば、ハイシーズンの雪では、8~9割出来ると僕は思ってます。
なので、頑張って練習しましょう。
スキートップを使えるポジション。これってどこ?ですが、レッスンでやったワイドパラレルで、トップが内側に入って来るポジションですね。なのでかなり前です。
レッスンで使った斜度は、超緩斜面なので、普通にコブでと考えると、どれだけ前のポジションを意識しないといけないか、分かりますよね。
縦スライドを使って縦に滑り出すと、左右の脚、スキーへの重心移動、ウェイトシフトが必要に成って来ます。
この意識が無くて、左右のコブの真ん中に頭が有る状態で左右のコブに入るとそれは、内倒してコブに入って行くことに成ります。
なので頭もしっかりと左右のコブに向けて落として行かないと失敗に繋がります。
身体の軸を立てて、左右のコブに入って行きましょう。
左右のウェイトシフトは、プルーク、シュテム、パラレル。色々使って練習しましたね。
全ては、足裏感覚とズレている感覚を掴んで貰うためですね。
ただ、整地のバーンだと、フォールラインが1つなので、難しいですね。
コブのようにベース斜面のフォールラインと削られた斜面の本来のフォールライン。
これが合わさって複合でできたフォールラインに止まるスキーの向き。
ここから下にスライドしていくのが縦スライドです。
▼縦スライド参考
とても難しいスライドですが、とにかく前前前でトップを押さえれるポジションに居ないとできないですよ。
今はどんな場合でも前。
トップを押さえれるポジションに居れるように練習して下さい。
本日もレッスンにご参加して下さって、有難うございました。
また一緒に練習して下さいね。 満
▼縦スライドも学べる!ゼロからはじめるコブ攻略シリーズ
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